街中に溢れているおしゃれな布マスクは、本当にかわいいと思うけど、私は買わない。
理由は、医師が不織布マスクしか着用していないから。
市販されている不織布マスクは医師が着用しているサージカルマスクとは違うのはわかっているけど。
でも、どのみちマスクをしなければいけないなら、少しでも効果的な物を着用するに越したことはないと思うから。
おしゃれと命を天秤にはかけられない。
人混みに行かなければならない時は、KN95という、少しでも効果の高いマスクを着用している。
普段使っている不織布マスクよりも息苦しい代物。
でも、コロナに感染した場合の息苦しさとは比べ物にならないはずだ。
不織布マスクは、夫が普通サイズ。私と上二人の子供は小さめサイズ。5歳の三男坊はキッズサイズ。
それぞれに合ったピッタリサイズをわざわざ購入している。
コロナが流行るずっと前から変わらないこだわりの1つ。
風邪をひいたりインフルエンザが流行ってる時期しか使わなかったけど、常に数ヶ月分はストックしていた。
10年以上前、新型インフルエンザが流行った時のこと。
その時も、今回のコロナほどではなかったが、マスクを必要とした。
焦って購入しに走ったのを覚えている。
アメリカで生後11ヶ月の乳児が感染して亡くなったと知り、我が家の子供たちもまだ小さかったので、他人事ではなく怖かった。
その頃私は甲状腺機能亢進症という自己免疫疾患で治療中の身だった。
免疫機能が異常な働きをして、自分の体を攻撃してしまうという疾患。
アレルギー体質なのも関係しているのだろうか。
ひどい症状ではなかったが、そんなさなかに新しいウイルスが体内に入ってきたら、また体が過剰反応をおこすかもしれない。
私に何かあったら大変だと思った。
家事も炊事もできない夫と、幼い子供だけ残されたら、どうすりゃいいの?
夫のスキルアップも必要だが、やる気のない人間を教育するのはものすごく大変で、下手すればストレスがたまり、逆にお互いの免疫力の低下を招きかねない。
急いては事を仕損じる。
新型コロナウイルスでも、免疫系が過剰反応を起こしたサイトカインストームという現象によって命を落とす危険があるらしい。
だから、今までにも増して、自分に出来うる限りの対策を講じよう。
マスクに限らず、体にいいものを食べたり使ったりするのもそのため。
可能な範囲で、体に入れる物にはこだわりたい。
例えば、
食材は国産を。
野菜は減農薬や有機栽培のものがあればそちらを選ぶ。
ベーコンなどの加工食品は無えんせきの物。
外国産の果物は防腐剤無添加の物。
アセスルファムK、アスパルテームなどの人工甘味料が入っていない物。
そういう事が全く気にならない夫とは、時々それが原因で夫婦喧嘩になったりもするけど、気にしていられない。
こういった類いのこだわりは、コロナが終息しても変えないと思う。
誰に頑なといわれようとも。