レモンスターを見た。 | だらだらっと。

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保田圭ちゃんやハロプロOGネタで年に何回かブログ書いたりするところ。

遅ればせですが。

圭ちゃん、柴っちゃんが出演した舞台、

散歩道楽「レモンスター」 のDVDを見ました。



以下、絶賛ネタバレ中。

そして悪戯に長い。



私は生で舞台を観劇していないので、DVDで初めて見たわけなんですが。

一回見ただけでは、なんだかさっぱり良く判らなくて<ヲイ

いやでも、決して判り辛い物語では無いと思うんですよ?



言い訳すると。



「昔教え子に手を出した元教師で、そのネタで強請られて日々体売らなきゃならんかったり、その上、月日を経て教え子に再度ラブアタックされつつ、結局裏切られて殺人犯にされそうになるわ、最後に身を投げちゃうしっ」



って不幸全開な役の圭ちゃんに夢中で…色々見逃してたらしいです。

でもあの、細かい所に物語のキモになるネタがあったりするので見落としやすいってか…<言い訳の上塗り

オタとしては圭ちゃんに夢中だった自分を褒めたいくらいの所業ですが…。

とにかくそんな風に、物語の前半に散りばめられたラストへの伏線をさらさらっと見逃してしまって、後半物語が加速し、伏線が収束していく最中に、私はぽつんと物語に置いてかれてしまった訳です。

加えて、テンポ良くロマンティックワードだったりコミカルな小ネタを挟むので、そっちで笑ってたら重要ワード聞き逃したってのもありましたかね…( ̄_ ̄ i)

やーだってほんと面白いんだよ?!

小ネタが…つぎつぎ飛び交う小ネタが…鼻出るくらいに>orz



そう言うアホ事情がありまして。

2度見て、ようやく話の妙に行き着いた次第です。



さっくりとしたスジは。


物語の舞台は、とある村。村の社に祭られていたお守りが盗まれ、その疑いをかけられ捕まったのが、村の外の住人らしい…どうも場違いな印象のサラリーマン。彼は、捕まった時に頭を打たれたせいで記憶喪失。自分はやってないと言いながら、背広の内ポケットから名刺を取り出した…はずだったのだが、なぜか彼が手にしていたのは、盗まれたお守り。やっぱりお前じゃねえかと周囲は騒ぐも、その中、彼と同じく村の外から来た六花と言う少女だけは、彼を信じると言い出した。

この村には、盗まれたお守りにまつわる伝説があった。村人に仲を引き裂かれた男の怨念が、村人同士に殺し合いをさせたと言う…生き残った村人はその怒りを静めるために男が愛した女の大切にしていたお守りを社に奉り彼の怨念を封じた。その封印が解けた時、村人は再び殺戮を始め、村は滅びる。しかし、その時、村には救世主が現れると言うのだ。

六花は、記憶喪失のサラリーマン風な彼を救世主に仕立て上げる事にした。

救世主(仮)は六花とともに村人に関わり、彼らが引起す色々な出来事を目にしながら、自分の記憶を蘇らせていく。

離婚した事実、元奥さんとの馴れ初め、自身の浮気、兄の死…全ての事柄が現実に起きたその時には、彼の感情が動く事なはなった。けれど思い出した今、全てが悲しく、腹立たしく、後悔の念が沸いた。

いつから彼は、自身の感情を閉ざすようになったのか。行き着いた先は、自身が感情を、心を閉ざしたきっかけになった幼い頃の出来事。レモンスターにまつわる思い出だった。



ざっくりすぎて謎だらけだね☆<ヲイ

…気になる人はDVDを見てください。



この村は、彼自身が幼い頃に閉ざしてしまった心そのものだったんですね。

彼は奥さんと離婚した事をきっかけに(相当ショックだったのか)、自身の心を具現化した様なその「村」に迷い込んだんだろうかとか。村の中、唯一外から来た住人である六花は、元奥さんに似ていて、つまりは彼の閉ざされた心の中、ただ1人、存在しえたのは、奥さんだったんだろうかなぁとか。

村人の行動全部がカジロー君の記憶そのものなんですね。

そのリンクに気づけないと、ほんとなんだかよーわからん状態になってしまいます>orz

1度目は完全にその状態で…2度目見たらもー、なんかすげーっ!とか。

すごく巧みですよね…構成と言うかなんと言うか話の構築っぷりつか<アホで伝えられません。



他人から見ればほんの些細な出来事でも、幼い彼にとっては長年心を閉ざしてしまう程、とても大きな出来事で、見ないフリ、無かったフリをして心に閉じ込めてしまわなければ、処理しきれない程悲しい事だった。けれど、向き合わずに無かったフリをしてしまったそれは、良い意味で忘れてしまう事はできなくて、忘れたつもりになっていても、心に棘が刺さったまま抜けない。その棘が、彼の心を閉ざす鍵そのものになる。

彼は別れた奥さんと言う大きな存在の助けを借り、自身の心を旅しながら、最後には自分の力でその鍵を開けた…んだと思うんだが、どうだろう?

そんなもんで、ラスト、雪が降らなくなっていたはずの村に、雪が降ってきた時、それこそカジロー君並に晴れやかな気分になったりしたんだけど。

彼の未来は明るいぜ!とりあえず…さし当たっての困難は待ってると思うけど<ヲイ

君の喜びも悲しみも後悔も。

全ては君だけが感じられる特権だ。

受け止めて飲み込んで、最後には全部わすれっちまおうぜ。


って感想がなんだか纏まらなくなってきたので終了。


興味が沸いたら是非こちら でDVD購入を考えてみたらいかがかと。



あ。難を言えば、DVDの画質はそんなに良くないです。

が、物語を楽しむに当たっては問題なし。むしろ味があって良いくらい。