まだ外も暗い、
おそらく朝四時頃。
時々、廊下やリビングで
ミトがひかえめに独り言を発しています。
走り回ったりするわけでもなく、
独り言もほんとに控えめなので、
私が気づかないだけで、もしかしたら毎日なのかも?
誰もいない暗い部屋、廊下で
にゃおにゃごうみゃん…などなど。
超かわいい。
寝ぼけたまま、ミト~…とベッドから
呼んでみると、
はっ…と固まった気配がします。
『 はっ…!き、きかれてた…?!』
的な。
そして、そろりそろりと寝室に入ってきて、礼子のベッドにずさっと飛び乗ると、
『 なんだ~ここに居たの~ 』
みたいな鼻息をふんふん発して
お布団越しに礼子の肩のうえを
ふみふみ踏み固めて、ずしりとそこへ鎮座なさいます。
あの独り言は一体なんて言っているのでしょう?
ご飯の催促ではなさそうだし、ふしぎ。
ぐぅ。
明方の独り言がかわいすぎて、しばらく聞き耳をたててしまいます。
寝不足が心配な礼子。

