少しやり取りする仲になり。
ほんと日常の事。
家庭の事。愚痴ばっかり
失踪する 旦那の事。
N ちゃんに話していたと思う。
Nちゃんとお休みがあった時に
一緒に遊びに行くようにもなった。
可愛いカフェに連れてってくれたり。
恋人みたいに…
疑似恋愛かもだけど…
それがとっても心地よくて
あたしの乾いた心は
勢いよく満たされていった…。
ほんとに小さな事。
普通のお友達とかでも
カフェ行ったりすると思うけど…
N ちゃんとゆくと言うことが
あたしにはとても
意味のある事だった。
毎日の日常から
解放された気になって
すっごく楽しかった。
Nちゃんからしたら
普通の事?
誰とでも良かったのかもしれない。
人の心の中はわからないけど…
あたしには
ほんとに特別な事だった。
N ちゃんと
過ごす数時間の間は
あたしは…お母さんでもなく…
妻でもない……
1人の人間として
そこに存在していいんだって感じてた。
母親になると、名前を無くす…。
"〇〇ちゃんのお母さん。"
"〇〇ちゃんママ"
それが当たり前で…
名前なんか呼ばれた事ない。
家庭内でもそう。
"おい!"
"オカン"
"お母さん"
あたしの名前は
"お母さん"
N ちゃんは
あたしの名前をちゃんと読んでくれた。
でも、あたしはこの時
嘘の名前を教えてた……。
Sという嘘の名前。
Nちゃんは知らないから
Sって呼んでくれる。
この時まだあたしは
"S"という名前の
女性を演じてたんだと思う。
思い出の写真…今でも残ってる…。
彼はもう忘れてしまってると思うけどね。
