第336回
「能力の無い上司」
自己変革の無い能天気
1.能力の無い上司
⑴「能力の無い上司」の部下になること。
①ビジネス・パーソンにとって、
◆「能力の無い上司」の部下になることほど、
◆『人材育成の観点』から、
不幸なことは、ありません。
②しかし、組織内においては、残念ながら、部下は、上司を選ぶことが、出来ません。
⑵学ぶべき「背中」は、あるのか。
①子供は、「親の背中」を見て育つ。
②部下は、『上司の背中』を見て育つ。
◆上司として、部下を育てる責任が、あります。
◆上司として、部下を育てないのは、『重大な罪』「犯罪」であります。
2.自己変革の無い能天気
⑴能天気(のうてんき)な上司
①考えが浅くて、軽薄(けいはく)なこと。
また、その様な人。
◆軽薄(けいはく)
「態度に慎重さが無く、誠意が感じられ無いこと。」
②『手柄は下に(部下)、責任は上に(上司)』を、実践できない、ボンクラ上司
⑵上司は、常に「自己否定 &自己批判」が必要
①部下に、『精神論を押し付ける』だけの、「ポンコツ野郎(上司)」
②旧態依然(きゅうたい_いぜん)とした、『旧来(きゅうらい)のやり方・考え方』を、部下に、無理強(むり_じ)い、してはいけません。
◆旧態依然(きゅうたい_いぜん)
「元のままで、少しも、変化や進歩が無い様(さま)」
◆旧来(きゅうらい)
「以前から行われていること。従来。」
③常に、『理論派の上司』を目指(めざ)して、「自己改革・自己改善」に、真摯(しんし)に、取り組まなければなりません。
◆真摯(しんし)
「真面目(まじめ)で、ひた向きなこと。」
3.浄土真宗(本願寺派)の教え
※福岡市中央区大手門
※法伝寺の入り口の掲示板
⑴『自分が可愛い』、このどうにもならない、心の病(やまい)が、他者への痛みを、麻痺(まひ)させる。
①『現状満足』「自己保身」に、陥(おちい)る上司
②部下を強くする・育て上げるのが、大切な「上司の仕事・役割」です。
⑵けれども、その病の恐ろしさに気付くところに、身勝手を慎み、譲り合う、慈悲(じひ)の大道(だいどう)が、芽生(めば)えよう。
①慈悲(じひ)
「慈(いつく)しみ。憐(あわ)れむこと。情け。」
②大道(だいどう)
「人として、守るべき正しい道。」
以上です。