こんにちは。ふかみゆうこです。

 

ブログを再開したときに、ブログを休んでた1年半の間のことをざっくりと記事に書きました。

 

割と反響いただいたのは、夫がうつ病(不安障害・パニック障害)になってしまったあたりです。

 

結果から言うと、現在、夫はもう薬も飲んでないし、診察も卒業して、仕事も時短勤務からフルタイムになりました。

いわゆる「寛解」の状態です。

 

長引くと思って覚悟もしていました。

わたしの知り合いの男性は、5年間在宅で養生していますし、

会社員時代にも何人もの同僚・後輩たちが休職するケースを見てきました。

そして結局、職場復帰できずに去っていく人も。

 

でも夫の場合、過ぎてみれば、1年ほどで寛解の状態になりました。

笑顔も戻りましたし、おかしな素振りも見なくなりました。

 

 

わたしはもともと、長女気質の頑張り屋として生きてきた時間が長いので、

この時も、「自分ががんばらなくては」と思っていました。はじめは。

 

夫の様子がおかしくなったのが、11月末くらい?

ネットで評判の良い心療内科をあちこち探しました。

 

わたしとしては、1日も早く診察を受けさせたいと思って「がんばって」医者を探しました。

結局、予約が取れたのは年明けだったのですが。。。。

診察にも同行して、担当医とも話をさせてもらいました。

 

そして、「自分ががんばらなくては」と、独立してゆるく働くためにグループコンサルまで受けていたのに。

「がんばらなくては」と焦ってしまい、目指していた方向性とは真逆のサラリーマンに戻る働き方を選んで、仕事を引き受けてしまいました。

某ベンチャー企業での、中途採用の仕事でした。

 

その時は、がんばりましたよ~(笑)

だけど、がんばってもがんばっても、しんどくなるだけでした。

 

記事にもちらっと書いたけど(別に過去記事読まなくてもいいですからね(笑))

人手が圧倒的に足りないベンチャー企業だったので、採用の仕事以外のボリュームがどんどん増えていってたからです。

要は、やりたい仕事とは違う仕事がどんどん増えていく感じ。

周りが大変そうだからと手を貸してあげたら、次からわたしがそれをやるのが当たり前になってしまうという環境(笑)

 

当然ですが、夫の状態もすぐに落ち着くわけではありません。

このあたりは、介護と似た感覚かもしれません(介護の経験もまだないんですけど)。

「いつ、これが終わるんだろう」

「ほんとうに、終わる日がくるんだろうか」

なんていう不安な気持ちが、自分の中に芽生えそうになっていました。

 

このままだと、自分もダメになる。そう思って。

 

そこで。

 

がんばるのを、やめました。

 

ベンチャー企業の仕事は、もともと3月末までという契約でした。

結果もしっかり出しましたので、その評価もあったんだと思いますが、4月以降も残って欲しいとの要望を

「他の仕事のスケジュールが入っているから」

とお断りして。←別の仕事が入ってたのはほんとですが。

 

ゆったりはたらくことを決めました。

 

やりたいと思うこと、自分が楽しいと感じることだけをやりました。

 

映画の上映会の運営にかかわって、300人集めたり。

300人というのは単に結果でしかないのですが、運営はとっても楽しくて。

 

絵本の朗読も。

朗読デビューが原作者と100人の観客の目の前でって、すごくないですか?(笑)

それも、やってみたかったから。

 

夫を連れて海外へ、フィンランドへ旅行にも行きました。

それも、わたしが行きたかったから。

 

会いたい人にあいに行き、聞きたい話を聞きに行き、観たい映画を観て。

 

のんびり仕事してるから収入は減っちゃうんですけど、それでもなんとかなるさと。

 

夫に「仕事を辞めたい」と言われた時にも、「好きにしていいよ」と言いました。

辞めたらダメって言われると思ってたみたいでしたが。

好きにしていいって言われたら、楽になってどうでもよくなったと。

いまも辞めずに続けてますが。

 

のんびりペースで仕事して、がんばらない生活を過ごしていたら。

いつの間にか、問題だと思っていたことは、問題ではなくなっていきました。

 

「がんばらない」「問題を深刻に捉えない」って、割と簡単で。

 

「心配すること」にパワーを向けるのではなく、

「自分が楽しいと思うこと」にパワーを向ければいいだけです。

 

 

あなたが、いま、「問題だ」と思っていること。

その問題のために、自分ががんばらなくてはって思い詰めているとしたら。

 

それは、ほんとに、あなたががんばらないと解決しない問題なのでしょうか?

 

「問題」を大きくしてしまっているのは、「問題」に力を与えてしまっているのは、あなた自身かもしれません。

 

 

 

 

ではでは、また(^^♪