こんにちは。ふかみゆうこです。

 

 

実はこう見えて(どう見えてるのかわからないけど。。。)、一応、母ですので、PTA役員もやってます。

 

小・中学校では、いわゆる「P連」という団体に加盟していなかったのですが

いま次男が通っている高校のPTAは、「P連」に加盟しています。

各都道府県にP連の支部があり、総元締めとして全国を統括する本部があるというイメージです。

 

ということで、今年度はわたしがその「P連」との連絡窓口になっています。

 

と言ってもP連との連絡はメールが主なので、自分の都合の良い時にできるから特に難しくないのですが。

 

先日。1つだけ、とある書類をFAXで送らなければならなくなりました。

うちにはFAXがないので、コンビニまで行ってFAX送信することにしました。

 

わたしも秘書・セクレタリーをしてたこともありますし、

ビジネスマナーについてのセミナー講師をすることもありますので、

「ビジネスにおいて、FAX送信には送付状が必要」

ということは、十分理解しています。

 

ただ。

 

ふと思ったのです。

 

今回は、ビジネスでのやりとりではありません。

先方から、提出を求められた書類を1枚送付するだけ、なわけです。

(もっと言ってしまえば、書類を提出しろというのは、全国P連からの指示でした)

 

昨今、PTAの存在についていろいろと言われてますけれども。

そもそも、PTAって、「任意のボランティア団体」ですよね?

強制されて何かやるって、おかしいことじゃないかと。

 

「このやりとりに、仰々しいFAX送付状がほんとうに必要だろうか?」

 

なにより、紙の無駄ですよね。

送付状を作るために1枚、相手が受信するために1枚。

しかもこの送付状は、ほとんど利用されることなく捨てられてしまうものなのです。

こういうのを裏紙利用するケースもあるみたいですが、わたしがいた会社では、個人情報が記載された文書は全て廃棄するのが決まりでした。

わたしと1対1のやりとりならともかく、都内の高校は、全部で何校あるでしょうか?

 

 

そこで、わたしは、送付状をつけずにFAX送信しました。

送付した直後、メールで、このように連絡したのです。

 

「失礼かとは存じますが、エコの観点から鑑み、送付状をつけずにFAX送信させていただきました。」

 

その日のうちにP連の担当者からメール返信がありました。

 

そのメールには、ちょっと驚くようなことが書いてあったのです。

 

「(略)

送付状は、送る時には付けた方が良いかしら…と思うのですが、

いただく側になると無い方がすっきりします。

ご配慮ありがとうございます。

(略)

こまかなお気づかい、見習いたいと思いました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

 

こんなふうに言ってくださいました。

 

おそらくですが。

 

P連側からすれば、送付状なしのダイレクト送信は、少々驚かれたかもしれません。

 

しかし、この新しい考え方を、とても柔軟に受け入れてくださいました。

 

古くからの慣習。価値観。みんながやっているから。新入社員の頃に、やれって指導されたから。

もちろん、すべてが悪いわけではありません。

 

ただ、なくても困らないものは、淘汰されていっても良いのでは。

そんなことを考えさせられた日常のひとコマでした。

 

皆さんだったら、どうしますか?

 

この花、蕾の形がオモシロイ♪

 

ではでは、またお会いしましょう♪