聖園教会の魅力の一つは、夜が暗いことです。林の中に立つこの教会は夜になると真っ暗です。一人でいるのが怖いくらいです。でもその分、光があるとホッとします。光のありがたみがよくわかります。そして思います。私たちにとって暗闇の中にとどまるという経験が時には必要なのではないか、と。
なぜならば暗闇の中でこそ、私たちは光を見出すからです。もしそこで私たちが真の光を見出すことができるとするならば、闇も大切なものであると気づかされるのです。
私たちの人生の中に様々な闇があります。最も暗い闇は私たちの心の中にあります。暗くて、冷たくて、汚くて、悪臭がする心の闇が誰の心の中にもあります。その闇があまりにも現実的・具体的であることのゆえに、私たちは普通その闇から遠ざかり、憎み、覆い隠そうとします。そして自分ではない虚構の自分を築いてしまいます。
しかし、どんなにうまく隠したところで、それが間違いなく私たちの中にある現実なので、私たちは苦しみます。そんな自らの抱えている現実を意識しながら、聖書のみことばに耳を傾けたいと思います。
光は闇の中に輝いています。闇はこれに打ち勝ちません。どんなにそれが暗く、汚く、臭い闇であっても、この光が輝けば闇も光に変えられます。この光とはイエス・キリストです。どんなに深い罪も、この方によって赦されます。どんなに深い傷も、この方によって癒されます。
多くの方々の心の中に、この光が灯されますように。
「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」
ヨハネの福音書1章5節
