自分で自分を褒めてもいいんじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

知的障害を持つ20代半ばの子供は

強いこだわりに力の強さが加わって、

目が離せない日常に力技が欠かせなくなっている。

 

再就職した職場でのストレスから

納まっていたはずの不整脈が頻発するようになった夫は

近々心臓の手術をすることになっている。

 

小さい頃から集団に馴染めず、

心無い教師に「病気だ!」と酷い言葉を浴びせられ、

専門病院で検査を受けて『異常なし』との診断をもらい

教師に叩きつけて見せた娘は漸く学校を卒業したものの、

コロナ渦の中で就職先が見つからず、

数件の面接で書類選考に漏れた己に自己嫌悪の挙句、

「自分はADHDに間違いないから、検査を受けたい。」と言い出した。

 

 

こんな状況下で

毎日毎日同じ時間に食事し、入浴し、就寝する家族の生活を

維持している私自身の精神の強靭さに

今更ながら少し驚いている。