
『良いメス(台牝)はオスを出す』 と、云われます。
牡をたくさん生むってことじゃなく(笑)、 種牡の特徴がよく現れた子犬を産む、という意味で使われます。
繁殖とは、犬質を向上させる目的で行われますが、
繁殖者は、犬種の特徴、血統構成、遺伝性疾患などなど多岐にわたる勉強や、 長年の経験が必要です。
尚且つ、「犬を見れる目」を持ってる。 これも必須条件ではないでしょうか。
「生命」を扱う訳であり、そうそう素人(私も含む)が簡単に手を出すべきものでは無いと思ってます。
個人的偏見に満ちた意見なので、反論も多々あるでしょうが、いつもの戯言と聞き流して下さい。
誰しも、自分の飼ってるワンコはかわいいし、その子供が見てみたい。
うちの子は本格的な訓練やってないだけで、素晴しい素質を持ってる、 と、飼い主なら誰だって思います。
もし、何年間か訓練所に預けれる余裕があったら。
もし、自分に訓練する技があれば。
きっと、うちのワンコは後世に名を残す台牝、種牡になってたはず、 と。。
自分ちの牝よりも優れた子孫を作出するためには、牡の選定が重要です。
優れた遺伝力も大切でしょうが、
まずは、健康で健全な身体と、明るくて良い性格。
そして、牝の欠点を補える種牡であること。
先だっての全日本嘱託警察犬競技会、 臭気選別競技で「ジョイ フォン ヨコハマ シゲリ号」が優勝されました。
おめでとうございます。
ジョイの父犬は「ラッソ フォン ヨコハマ シゲリ」
そう、ハルさんの父ちゃんです。
もともとラッソは警戒のワンコ
その子供たちには「クサフェリアⅡ」「ジョイ」「アニー」 など沢山の子孫が多方面で活躍してます。
ラブの性格、体質、血液構成、特にラブ欠点を知り尽くした師匠が、それらのことを踏まえた上でA先生に相談された結果、種牡としてラッソを選ばれました。
特に西日本では、追及犬には追及犬を掛けます。
そうした組み合わせが当たり前なだけに、当時はいろいろ言われたものです。
しかし、新しい血の導入、師匠の繁殖へのこだわりが今日の訓練犬の繁殖に大きな影響を与えてるのではないでしょうか。
もちろんラッソ自身も競技で活躍しましたが、 こうして見ると、種牡としての素晴しさに感服です。
どんなワンコだったんでしょうね。 一度でいいからラッソに会ってみたかった。
さて、
名犬といわれる歴代の種牡の血液は、今でも多くのワンコたちに受け継がれてます。
最近の追及犬しか知りませんし、実際に観たことの無いワンコも沢山います。
オリー、アルフ、ディック、シェーン、ファント、フラック、エスプリ、などなど
訓練系シェパの血統書ではおなじみですよね。
牡で、記憶に残ってるワンコ、 または有名でなくても思い入れのあるワンコっていませんか。
ワンコに興味の無い方には、ちょっとマニアックな話題でしたが、 よかったら教えて下さい。