実 生
「みしょう」と読みます
園芸好きには聞きなれた言葉ですが、 読めましたか?
果樹栽培、 一般的には、改良された果物の種を蒔いても親よりも劣り、おいしい実はできないとされています
しかし、ビワや、あまり品種改良されていない熱帯果樹などは、どうなんでしょうね、実生苗をよく見かけます
確実に美味いモノを収穫するだけが目的なら、 園芸屋さんでちゃんとした苗を買うべきですが、
園芸を楽しむなら「実生」もありでは
子供の頃、 庭でスイカを食べてプップッってやったものや、柿の種から芽が出てたりすると嬉しかったものです

昨年の秋
山で拾ったシバグリです
一月ぐらい、袋に入れてたところ、 ほとんど虫食いでした
採ってすぐには分りませんが、自然のものってこうなんでしょうね
虫食いでないものだけを、 冷蔵庫で保管してました
それ以外の栗は、そのまま趣味の果樹園の道端に植えてたのですが
その数日後、
猪に掘り返されました
それはそれは酷いもので
トラクターで耕したというより、 重機で道を破壊したかのような有様
もう、山に植えるのは懲り懲りです

4袋で980円
別にどんな土でも構わないのでしょうが、 面倒なので買ってきました
これまでも実生栽培に興味はあったのですが、 時間もなく、勉強するのも苦手で
中途半端なままでした
クローン苗と違い、 それぞれが別物
突然変異を起こしやすく、面白い独自の特徴をもった株になることもあるそうです (栗は無理)
栗は親の性質を継承することが多いとかいいますが
親と違う性質のものが出来るのも、 実生苗ならではの楽しみ方
暇があれば他の果樹でも挑戦してみたいものです

ちょっと窮屈ですが、 植え付け完了
芽が出たとしても、 このまま栽培するわけではありません
台木にしようと思ってるのですが、、、
実はわたし
「接ぎ木」したことがありません。。
栗は活着の難しい部類に入るそうです
『栗特有の台木木部の形状特性が有り、此れを理解頂いた上で無いと接ぎ木活着は困難』とか書いてありました
難しいことは苦手です
「形状特性」など理解できません。。
まったくの素人が剥ぎ接ぎで出来るものでしょうか
その前に、芽がでなかったりしてw