『九尾狐伝〜不滅の愛〜』見終わりました。


(出典 tvN)


韓国ドラマ 全16話

放送局 tvN

放送開始日 2020年10月7日

日本配信 U-NEXT、Netflix、Amazon Prime 


脚本 ハン・ウリ

演出 カン・シニョ、チョ・ナムヒョン

制作 スタジオドラゴン


出演

イ・ドンウク(イ・ヨン役)

チョ・ボア(ナム・ジア役)

キム・ボム(イ・ラン役)



運命の出会いを果たした九尾狐と人間の女性が織りなすファンタジーロマンス


 見どころ

『トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜』のイ・ドンウクが、“男の九尾狐”という新鮮なキャラクターを好演。伝説を現代風に再解釈したストーリーに引き込まれる。


 ストーリー

1999年、狐峠で起きた奇妙な事故で両親が行方不明になったナム・ジア。30歳になった彼女はテレビ番組のプロデューサーになり、両親の行方を捜し続けていた。そんなある日、ジアは取材先で、21年前に自分を助けてくれた九尾狐、イ・ヨンと出会う。

(U-NEXT)




  選んだ理由

トッケビの死神、イ・ドンウクが主演のファンタジードラマとして話題になっていた頃は 大手の動画配信サービスでの配信がなかったため 残念ながら見ることが出来ませんでした。人間じゃないキャラクターを演じているイ・ドンウクを見てみたいですよね〜。

そのドラマが遂に今月5日からNetflixでの配信がスタート!更にU-NEXTでもスタートしています。待っていた人が多かったんじゃないかな〜既にNetflixのランキングにも入っていますよね。この勢いでシーズン2である『九尾狐伝1938』も配信して欲しい、、と思っていたら なんと!Amazonプライムでのみシーズン1.2が配信されていたのですね。どこで見るか選べるようになっていたなんて…ってことで視聴スタート!



  ファンタジーロマンス

見始めてから1か月、やっと見終わりました。いや〜長かった。このドラマは9本の尻尾を持つきつねの妖怪と人間の女性のラブストーリーなので ファンタジーロマンスには違いないのですが 重い、暗い、怖い、気持ち悪いの連続だったのです。

アクションが多めなのは まだ見ていられるのですが ホラーじゃないの?と感じるシーンもあって つまりは映像的に私が苦手なドラマだったわけです。


アクションシーンは凄くカッコいいので 好きな方にはお勧めです!九尾狐と妖怪が戦うわけなんですが 韓国の妖怪は全身ボロボロでまるでゾンビ!気持ち悪いし怖いし 血が多めで見ていると痛くて…もうダメだ〜と途中でリタイアしようかと思いましたが 何とか飛ばすことなく 別の楽しいドラマと交互に見ることで 乗り越えることができました。


映像的に苦手なシーンは多いけど ストーリーは細かい事を気にしなければ まあまあおもしろいんですよね。ロマンスといっても 住む世界が違う2人の恋愛なので 普通じゃない試練があるわけです。その辺がおもしろいかな。

ジアの身体に蛇のウロコが浮き出た時点で 普通の男性なら“はいさようなら〜”となりそうですが そこは一途な九尾狐(クミホ)、命がけでジアを助けるわけです。そんなに魅力的な女性か…と考えると、、そうでもないから残念。

どうやってジアの身体からオロチを追い出すのかが気になり最後まで見ましたが 甘いロマンスを期待して見てしまうとガッカリするんじゃないかな。




  イ・ドンウク

映像的に苦手で ロマンスもイマイチなのに なぜ最後まで見ることができたのか?

それはもうイ・ドンウクの魅力にどっぷり浸かってしまったからですね。


色白で彫りが深くて 彫刻のような顔立ちだからか?人間じゃない役がぴったり!トッケビの死神も良かったけど この九尾狐(クミホ)はハマり役ですよね。他の俳優さんでこの役をできる人はいないんじゃないかな?

とにかくカッコいい!!背が高くて手足が長いからか 動きが大きくてアクションシーンがカッコ良かったし 時々見せる笑顔がまた良い!人間離れした不思議な魅力にハマってしまいました。



  キム・ボム

九尾狐イ・ヨンの弟、“イ・ラン”役を演じていたキム・ボムに なぜか強く惹かれて 途中で彼のことを検索しました。初めて見る俳優さんだと思ったら なんと「花より団子〜Boys Over Flowers〜」のF4の1人だったから驚き!それ以外の出演作は見ていないから分からなかったわけです。こんなに魅力的な俳優さんに成長していたのですね。

彼なら人間の役もできそうだしね、今後の活躍が楽しみです。





  突っ込みどころ満載

ジアの両親があっさり見つかったのは良いけど 現実に戻ってきた2人の年齢はどうなってるの?娘が大人になってるのに反応が薄過ぎるし タイムスリップした感じなのに「私たち今までどこにいたのかしら?」で済む問題じゃないと思うな。


オロチが疫病を流行らせ 多くの人が亡くなっているのに どうしてみんなそんなに冷静なの?

オロチの仕業と分かっても 直ぐに対処しないのはどうして?一般人の命を軽く扱うのは違うんじゃないかな?


弟の大切な命と引き換えに ヨンは望み通り人間として生き返ったわけですが その後ランが転生しているかのようなシーンがあったのですが その子供の年齢を考えると違和感を感じるんですよね〜ただのそっくりさんなのでは?


何より1番えーーーっ!?と感じたのが最後のシーン。人間になったんじゃないのかーーい!!ってね。


とまあ突っ込みどころ満載で書ききれませんが これはファンタジーだ!と自分に言い聞かせたのでした。



  OST

OSTはとってもカッコいいです!


特にこの曲はゴリゴリのロックだから私好み。妖怪が主人公だからこうでなきゃね。


Blue Moon / Kim Jong Wan


この歌声が入ってるだけで震えます。この存在感、、素晴らしいです。


Moonchild Ballad / LYn



  まとめ

今の自分にとって1番大切なものは何だろう?と考えさせられました。それは価値のあるものでなければなりません。それと引き換えに望みを叶えるわけですから 自分の大切なものは2番目になるのかな?そう考えるとランの最後の行動は色んな意味で泣けますね。


イケメン達のアクションシーンは迫力があって見応え十分!ファンタジーとアクションが好きな人なら楽しめるでしょうね。人間じゃないイ・ドンウクを見たい人にもお勧めです!

私の評価は星4つ

⭐️⭐️⭐️⭐️



  おまけ

シーズン2を見るかどうか、、悩みます。でも弟のランが登場するみたいなので見てみようかな?