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Get down!!

I want to meet you.
And I never forgot memories with you.


今年も星陵祭が終わった。

ピーターパンを上演してからもう一年が経ってしまったのか…

そう考えると月日が経つのはとても早い。

僕はというと、この間初めて最終公演のDVDを観た。

自分のへにょんへにょんしている動きに狼狽えたけど、これを11公演やっているわけだから今更とやかく言うことはできまい。

今年は星陵祭前日の夜から計3日、チーフ会にお邪魔しつつ、初めてお客として星陵祭を迎えた。

未だに疲れを引きずっているし(歳かな笑)、写真見てにやにやしているわけだけれど、

まぁ毎回思うことはひとつだけ。


星陵祭で大切なのは賞じゃないよ。


負け惜しみだと思うならそう思えば良い。
これは僕の持論であって、他人に押し付けるつもりはないしさ。

じゃあ、星陵祭で大切なのは賞だとしよう。

特に皆が取って喜ぶ賞を、星陵大賞、2位、3位、敢闘賞、新人賞の5つとしよう

夏休みもずっと準備してきて、クラス内でのいさかいがあったりしたものの、賞を取れたとしよう。

取れたクラスは、努力が報われたわけだけど、

じゃあ賞を取れなかったクラスの努力は無駄だったわけ?

もしそうだとしたら、全24クラスのうち19クラスの努力は無駄だったということだよね?


そうじゃないよね?

そんななら、星陵祭なんてやる必要ないよね。

じゃあ、星陵祭ってなんなんだろうね?
どうしてやるんだろうね?
賞ってなんであるんだろうね?

クラスの人を卑下してまで賞は手に入れたいものなのかね?


答えはそれぞれが見つければ良いわけだけど、


僕なりの答えは、

星陵祭は、文化祭だから。
ただそれだけ。


来場客を学校全体で楽しませること。
ただそれだけ。

賞を取るために頑張る?それは違うね。
どれだけ自分のクラスの劇を観てくれる人に最高のもてなしが出来るか。
それが出来たクラスに自ずと賞がついてくるんじゃないかな。

たとえ賞が取れなくても、他人のための努力が無駄になることはない。
その想いは必ず自分たちの劇を観た人たちの中に留まっている。

星陵祭に来た中学生が自分達の劇を見て日比谷に入りたいと思うかもしれない。
こんな風になりたいと思ったかもしれない。

それなのに、その努力は賞を取れなかったことだけで消えるの?
そんなことないでしょ?


星陵祭は文化祭であって、来場者のためにあるべきであって。

どこが一番上手いかを決めたいなら合唱祭みたいに審査員を作れば良いんだから。

この機会に、特に来年の星陵祭を担う二年生にはもう一度考え直してほしい。


あなたのやり方は正しいですか?


来年の星陵祭も楽しみにしています

生徒・教職員の皆さん、そしてチーフ会の皆、本当にお疲れさま