5月のある日
ライブに行こうとしたら
サンダルがなかった。




そのうち買おうと思って
バンバン捨てた記憶が蘇った。




それがないということは
履くものがない。







。。。







せっかく私
白いヒラヒラのソデなのに。






















ひとつだけ、合うのがあった。

ディナーショー用のピンヒール11cm

外を歩いたことはほぼない。

これは絨毯の上を歩く用で、
座って履くために買った。


立って履くには可愛げがない。


















時間だ。


ないものはないから
これしかない。















極力アスファルトの上を歩かないように考えながら移動した。

















到着したはずが
Google MAPのピンが
知らない山の山頂を指した。






どこに登った?






遭難か。















「すみません、、、
 私いま、どこにいますか?」








小屋の人に
画面のピンを見せて聞く。









山頂じゃなかった。





地下を通ると、ナビがくるうそうだ。





あー、びっくりした。。。



























結論から言うと
そのあと




1部と2部の間に
左のヒールが曲がった。。



(一応手でなおした)







おそらくアスファルトの上を
がっつり歩いたからだ。









ファン友さまの
高級デパコスのサンプルをくれる、
美味しいものをくれるという誘惑に








日傘に手袋で
アスファルトの凸凹に
ハマりあげながら歩いた。









アスファルトのひとカケラよりも
カカトの面積の方が小さい。









今は肩を押さないで、、、
剥がしだか追い剥ぎに遭ったら
ほんとに遭難する。










走るなんてとんでもない。
一歩一歩。









歩きながら考えた。









ピンってどういう意味だっけ、、、







あ、かーくんがディナーショーで
言ってた。釘づけ。
Pin,Kのピン














こちらただいま、
Kの足に釘づけになったあと
アスファルトに釘づけ、
足をとられております。

小走りできませんっ 📣



















でも私、これで歩くモチベーションになるんだから、山頂にデパコスサンプルを置いてくれたら登るかもしれん。
































その後とんでもなく歩きにくい状況を乗り越え、やっとイスに座ったので、もらった美味しくて甘いナッツを食べながら、こんなのどうやって歩くんだと思って、履いてそうな倖田くみさんのヒールの高さを検索した。

 




「一番これぐらいが理想の身長というか、見え方だなってことで15~18cmのヒールを」とこだわりを明かし、ライブのリハーサルでもハイヒールを履いていると語った。






15〜18⁉️




スティルトなの?






だったら11cmなんて
平気なんだね。




































えー、
もし私があの日、可愛げがなかったら
ピンのせいです。




















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かーくんタップダンス