白山神社

山梨県甲府市下積翠寺町に鎮座

御祭神は白山比咩神でしょうか。

鳥居を潜り階段の先に見えた社殿は、案内板とは異なる新しい石の祠でした。


(神社案内板より)

 一の森の南麓を削平して造営されたこの神社は、下積翠寺集落の氏神として古くから地域の人々の厚い信仰を集めてきました。
 創建の時期については確実な資料は残っていませんが、神社への石段の石柱には「宝暦十一歳」と刻まれており、現在の社殿の建立もほぼその時期のことと伝えられています。背後の一の森山頂には奥宮として石祠が祀ってありますので、当初は山頂に白山神社が勧請され、後に里宮として現在の白山神社が造営されたのかもしれません。
 眺望にすぐれた山頂からは、昭和60年に平安時代末期から南北朝時代にかけての経塚3基が発見されており、白山信仰との関連が重要な研究課題となっています。