神明宮 

群馬県渋川市阿久津に鎮座。

御祭神:天照大神


阿久津の由来
 
阿久津の地名は、川岸段丘下の湿地の多いところから発生したといわれる。
この地は吾妻川下流右岸に位置し、流路が時々変わり島や沼ができ、島・真木島・真木島河原・
沼端などの地名が残る。この地名の「まき」などから平安時代の「延喜式」に記される「利刈牧」
の一地域と推定される。
 室町時代には吾妻川対岸断崖上に白井城が築城され、この阿久津にも砦が築かれ、内出の名が残
されている。
 この地は鎌倉と上野・越後を結ぶ鎌倉街道と、白井城と箕輪城を結ぶ箕輪道が従・横断する交通
の要衝であった。
 鎮守の神明宮は、白井城主長尾景仲が創建したという。際神は天照大神で社殿は白井城の方向の
東向きに建造してある。
 白井村との境界争いは二十四年間も続いたが、明治二十八年に勝訴となり真木島東側まで当村と
認められた。
 明治十八年開通した国道清水越新道は村を南北に通り、沿道に家並ができ発展を遂げた。
 大正十四年に阿久津発電所が建設され、全国で初めてのサイフォン式水路の発電所として知られ
電源群馬の一翼を担った。

神社入口

拝殿

本殿

諏訪大社? 諏訪○○

弁財天。 その他不明。

追記予定。