ジャズって難解だとか、とっつきにくいって
若い時は思っていたのですが、Youtubeでジャズピアニストさんとかがいろんな楽器を弾ける人と道端でコラボしていく動画を聴くのが結構スキになり、触れる機会が増えました。
クラシックなどの端正に統一された美とは違って、ジャズの場合は大きなコード進行を共通認識にしながら各楽器のメンバーがお互いの音を聴き、崩して繋ぎながら唯一の世界観を作っていきます。上手いか下手かは別に、他人の個性を聴いて自分のアドリブすら変えるという力があるかどうかという力量が求められる結構すごい音楽だなぁと思います。そしてコードがあればいいので元曲がPopsでもアニソンでもなんでもJazzにできてしまうという汎用性の高さも強い![]()
大学時代の同級生にUSのボストンにジャズピアノを学びに留学して帰ってきた人がいて、たまに趣味でライブをやってたりするのですが、オリジナルで作曲している曲とか、仕事で疲れた深夜にハイテンションで部屋の掃除をしているときに生まれた曲です、みたいな自由なインスピレーションで作曲していて(笑)面白いなぁと思いました。確かに...掃除してるわって音で![]()
そんなこんなで、仕事に疲弊した雨の日に今年で閉店してしまうと聞いて一抹の寂しさを感じていたJazzラウンジの渋谷Body&Soulにお邪魔することにしました。お店の中に入るとピアノ、ウッドベース、ドラムスの周りにテーブルが配置されていて、いい音を召し上がれという素敵な雰囲気の空間になっています。明らかにマニアっぽい方から、多分デートかなぁというカップル、お前ワイン
飲みすぎじゃないかってペースで1人でボトルをゴポゴポと開けてるおじさんまでいて、この客層の多様さがいい感じです。
その日は後藤浩二TRIOさんが演奏されていたのですが、以前にJacob kollerさんと名古屋のストリートピアノで「Fly me to the moon」とか「When you wish upon a star」で連弾をされていてPlayを聞いたことがある方でした。生演奏はとっても繊細で美音でもありながら力強いスイングとグルーブ感もあって素人ながら本当に感動して、いい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました♪

1st set
Fairy Tale
Laube
Nocturne No.1
With the Passage of Time
Utakata
2nd set
Stella by Starlight
C-m
春の散歩道
Nocturne No.5
Les Grelots
Hope
そして…そうかぁ、この場所なくなってしまうのかという一抹の寂しさ(2026年9月末で閉店との公式アナウンスあり)
でも毎晩繰り広げられてきた音楽の創造って価値はずっとみんなの記憶や支えとして絶対に消えないね
と感じました。
物理的にでも心理的にでも変わらずに残っている場所というものの大事さを強く感じるようになったのは歳のせいか。段々と、自分の成長やがむしゃらな努力といったものから、支える側や育てる側に組織での役割も変わりつつあり逆にケアしてくれる人なんて誰もいないし弱みも出せない、そんな場所で戦ったり疲れたりした人のためにこういうエネルギーと元気をもらえる場が本当にありがたく、感謝しかないのです。






