先日のライブの時に、ピアニストの友人のフルーティスト(男性)が来ていたらしです。

そのフルーティストが言うには、私のサックスの音色は "エロい" のだそうです。

エロい…?いまいち具体性のない言葉で、評価としてはわかりにくい処ではありますが、いずれにせよ称賛されているのは確かですね。

上手いわ!とも言っていたらしいので。

考えてみると、いい音してるな!とは言われますが、エロい!は初めてですね。
指がエロいと言われたこともありますが、音色に関しては初めてですね。

しかし、遂に私のサックスの音色はエロい域に入ったか!と喜ぶにしても、やはりその表現がわかりにくい…。

要するに、甘~い言葉で女を口説き落とすような音色と言うことかな?
男ならではの表現ですな。

なら、女性が吹いてそんな音を出していたら、やはりエロいのか…?

エロいかも…(^_^;)

そのライブの内容をボイスレコーダーに取っていたので、聞き返してみました。
エロいかどうかは別として、自分の吹いた内容を聞くと勉強になります。

こういう場合は敢えて悪い箇所は気にせず、いい処だけをピックアップして研究するんですね。
すると発見するんですね。
あ、俺、裏コードのオルタードの音使ってるわ!
とか、このフレーズの降り方、エロい!(エロい使っとるがな…)
とかね。
自分は必死で吹いてるので気付かぬ間に自分でも驚くようなフレーズを刻んでたりします。

で、その気付かぬ間に吹いたフレーズをピアノを使ったりして論理的に理解するんですね。
次、いつでも使えるようにね。

これはかなりいい訓練になると思ってますね。

つまり、ライブは次のライブの為の練習といった処でしょうか。
現在、ヒロコーヒーにて演奏中(^o^)
今はファーストステージ終わって休憩中。

本番なのに、一番乗ってます(^O^)

久しぶりのメインでのライブは気持ちいい!!
ちょっと前に会社の飲み会がありました。

その飲み会の前々日に、北新地のジャズバー ジャックローズのジャムセッションに一緒に行った後輩が私に話掛けてきました。

「afroさん、いつになったら、Mさんにサックス貸して貰えるように言ってくれるんですか?」との質問でした。

その日より、更に一月程前、
私は彼に「Mさん確かアルト2本持ってたと思う。もしかすると貸して貰えるかも」と言っていました。

彼が本気なら私にこの件で絡んでくるだろうと思っていたので、敢えて彼にどうするとは聞いていませんでしたが、わざわざ絡んで来たと言うことは、やはり本気のようです。

私もそれならばと思い、飲み会の日に、彼もM氏も来るので、意を決して頼んでみることにしました。

初心者用の安い楽器とはいえ、プレイヤーから楽器を借りるというのはかなり気を使います。

飲み会の日になり、程良く酒も入ったところでM氏に頼んでみました。
すると、もう初心者用の楽器はないのだそうです。

これは無理と判断した私は彼に借りるのは諦めるように言いました。

しかし、せっかく本気になっている炎を消すのは勿体無さ過ぎると思った私は、普段カバンに忍ばせているマウスピースを彼に貸すことにしました。

そのマウスピースの設定は普通のサックスプレイヤーなら誰もが敬遠する設定になってます。
これは私が憧れるサックスプレイヤー、スタン・ゲッツのテナーの音色に近付けるため、独自で編み出した設定ですので、とても初心者には鳴らすことはできないでしょう。

ですが、彼の熱意ならもしかすると鳴らせるかも?と思い渡しました。

すると、先輩方が一杯いるその飲み会の最中に形振り構わず吹き始めるんですね。

ですが、全く鳴りません。
吹き方を教えて、見本を見せてもやっぱり鳴りません。

そんな私と後輩とのやりとりを横目で見ていた別の後輩Tが「ちょっとやらしてもらっていいですか?」と聞くので吹かせてみたら、あっさりと鳴ったんですね。

おお!すごいなぁ!!と思っていた私に後輩は「やっぱりな…Tさんなら鳴らせると思った」と言うんですね。
私は「なんで?」と聞くと、彼は「だってTさんメッチャ器用ですもん」と答えました。

成人を迎えてしまった人が、サックスを吹くにおいて(他のあらゆる楽器においても言えることですが)必要な物は、熱意と根気なんですね。

確かにセンスとかは器用さとかはある程度必要かと思いますが、
"あんなミュージシャンになりたい"とか、"あんなフレーズを刻みたい" とかの熱意に到底かなう物ではありません。

後輩Tの器用さなんかよりも遥かに、彼の熱意の方が期待できますね。

実際、後輩Tも鳴らせただけで満足なようでそれ以上は何も聞いてきませんでした。

彼にマウスピースを貸して数日経ちますが、ずっと鳴らす練習をしているようです。ここに根気もあることが頷けます。

そんな彼に、私がまず使うことはない初心者用のマウスピースをあげました。

その後、恐らく鳴りはじめているのではないでしょうか。

彼には次のステップ、本体を手に入れるという難題があります。

是非、熱意の炎が消える前にクリアしてもらいたいものです。