(つづき)
「テナント探し」
白いばらの閉店の話を知ったのは2017年10月半ばでした。正式発表より10日くらい前でした。メールの記録を見ると、すぐに物件探しを始めたようです。(なぜ自分で店を作ろうとしたのかは、また別の時にお話ししましょう。)当てがあるわけでもなく、最初はホステスさんに聞いてみたりしていましたが、情報がなく、さりとて平日の日中に不動産屋を回る時間はありませんので、ネットで探し始めました。もちろん、白いばらを再現するため、ほぼ同規模のテナントです。6丁目に70坪1階角地のテナントがあって、実際に行ってみるといい感じでした。通りに面した窓をつぶして日本地図を作ることができ、なんとなく白いばらの雰囲気を出せそうでした。地下1階は中華料理店だったと思います。隣にはクラブがあったと思います。中華料理屋で軽く食事してから来店し、退店後に飲み足りなければ隣のクラブへ、などというコースもありかな、と。ところが、問い合わせてみると水商売は不可との回答でした。4丁目に地下1階の50坪くらいの物件がありました。前借り手はしゃぶしゃぶレストランでしたが、ここも水商売不可。そこそこの大きさの物件は軒並み水商売不可でした。ただ、10~20坪バー・クラブ居抜きの物件は相当数ありました。中でも33坪くらいでしたか、キャバクラの居抜きという物件が出ていました。キャバレーはできない大きさなので対象外と考えていました。それと、今のテナントです。47坪ですが、前借り手が写真スタジオですから、内装を一からやることになります。12月に入り、このままでは白いばら閉店までに物件を決めることが難しい見通しとなりました。次善の策として、33坪のキャバクラ居抜きの物件を借りて、私が呼んでいた主なホステスさんに来てもらい、しかるべき規模の物件が出るのを待つことを考えて、問い合わせをしたところ、スケルトンにしてしまったとのことでした。そうこうしている内に、この物件も借手がついてしまい、12月下旬になって気がつくと、あれだけあった10~20坪バー・クラブ居抜きの物件もほぼ決まってしまっており、残りはごくわずか、それと今の47坪でした。今の47坪はビルの4階(6階も空いていました)でしたし、入り口が小さくて、自称白いばら後継店としての立地条件は良くないので、あまり乗り気ではありませんでした。が、ともかくも白ばら閉店後のアフターのついでに実地検分に行ったところ、偶然4階にエレバーターが止まって、中に入ることができました。スマホのライトを頼りに内部をざっと見たところ、秋元さんが唄うスペースはありそうな感じ(これについては、また別の機会にお話ししましょう)がして、好印象ではありましたが、もちろんキャバレーは無理です。どうやら白いばらの後継店に適した物件はこれからも出そうもない様子です。ならば、余計なコストをかけないよう、ともかくも私の知っているホステスさんを確保する(ホステスさんにとっては働く場所の確保、私にとっては捲土重来を期すためのホステスさんの確保)ために、小さなバー・クラブの居抜を借りて機会を伺うか、47坪という中途半端ではあるが、ラウンジ風に自称後継店を作るか、の選択となりました。
(つづく)