レース鳩って高いんですよ

もう1年以上前になるので記事にすることにする。

 

会社で嫁から連絡が来た。

嫁「玄関の外にがいる」

嫁「足になんか付いてる

嫁「鳩ブルブル震えてる」

それって飼われている鳩なんじゃないか?

自分の携帯でGoogle先生で調べてみた。

足環の種類と番号体系でどういう鳩か分かるらしい。

 

俺「足環の色と番号ぷりーず」

嫁「鳩歩いて逃げ回るから見にくい」

嫁「色はXX」

嫁「番号はYYYYY」

再びGoogle先生で調査

OK把握した

レース鳩と判明。

持ち主っぽい人も判明。(レース鳩協会の人っぽい)

 

なんか高いレース鳩だと2億円とか書いてますけど!

そんなお金あるわけない。

1万円札2万枚とかもうね。あ〇ぉかと。

万が一があって損害賠償されたらたまったもんではないので早急に嫁から持ち主に連絡してもらうことにした。

 

嫁「持ち主と連絡ついた」

嫁「水と餌あげてほしいって」

嫁「餌は玄米がベストらしいけど精米でもいいって」

 

もちろん2億円のためにプラスチックのケースで「水」と「精米」をそれぞれあげることにした。

農家ではないので玄米もってないです。

 

嫁「水飲んだ」

嫁「餌は全く食べない」

嫁「明日鳩引き取りに来るって」

嫁「鳩ブルブル震えてる」

嫁「初歩き回ってる」

嫁「鳩に近づいても歩いてに出るだけで飛ばない」

 

家に帰ってから鳩様用に段ボールで天井と囲いを作ってあげた。

暗くしたら餌も食べたようだ。

どうやらカラスか猛禽に追われて逃げ込んできたらしい。

 

致命傷を負ってはいないようだが多分飛べない鳩になっているみたい。

飛べない鳥はただの(ry

それでも万が一があると2億円の危機があるのでビビりながら一晩世話しました。

その間Google先生で調べましたがレース鳩って1割くらいしか帰ってこない場合もあるらしい。

をい2億円…

 

そしてやっぱり飛ばないですね。

レース鳩ですが、見た目は完全に「公園の鳩」でした。

 

ちなみにうちの近所には複数の猫がいます。

うちも猫の巡回コースに入ってます。

猫にやられないようにちょっと工夫しながら鳩を匿いました。

なにこの無理げー

猫って夜中に活発になるんじゃなかったっけ。

工夫とは夜中3時まで起きて様子を見てました。

 

 

 

翌日外車に乗った飼い主登場。

やっぱ金持ちか。

今のところ鳩は存命。

2億円助かった!

 

飼「先週の鳩レースで帰ってこなかった奴なんです」

飼「普通は人間につかまる鳩はもう体力がなくなっているのでダメなんですけどね

ちょ!おま!

2億円危機が再び!

 

飼「でもこいつは元気なんで大丈夫ですね」

飼「どうもお世話をおかけしました」

鳩とともに危機は去った

実際はもっと丁寧な言葉でご対応いただきました。

それとお菓子ありがとうございました。

 

レース鳩が逃げ込んでくるなんて多分この先の人生でもないと思います。

そういった意味では貴重な体験?でした。

 

まんがいち鳩が瀕死の状態の場合は交番に電話しましょう。

うちは真っ先に実は警察に相談しました。

 

だって2億円ですよ。

落とし物感覚で交番に連絡しておきましょう。

場所によっては対応してくれるところもあるようですよ。