下記の記事にもあるように、「メンタルヘルス」という言葉をニュースなどで耳にすることが多くなったように感じております。
従来使われている「精神保健」や「精神衛生」といった言葉が、「メンタルヘルス」という言葉と近い意味合いを持つものと思いますが、最近では、前者を耳にする機会が少なくなってきたようにも思います。
それはやはり言葉の持つイメージ的な部分が大きいのかも知れません。
企業内でも、「メンタルヘルス」という言葉が使用される機会が増えておりますし、世間一般的にも同じ事が言えるようにも思います。(それは、心の健康や心の病というものが徐々に注目されてきたことも関係していると思います)
そのように、すでに一つの専門的分野として確立されてる「精神医療(精神科医療)」や「精神保健福祉」などと共に、社会的に「メンタルヘルス」といったものも、一つのくくりとして確立された。 そのように感じております。
また、社会的に心の健康の意識が高まっていることを受け、臨床心理士を国家資格として制定する動きも再び加速するかも知れません。今日においてもカウンセラーやセラピストを志す方々は非常に多いので、国家資格として認定されれば、新たな産業やビジネスシーンは広がっていくことになると思います。雇用対策や経済効果といった観点からしたら、そのような動きは悪くないように思います。
しかし、「メンタルヘルス」というくくりだけが注目を浴びて、「精神医療(精神科医療)」や「精神保健福祉」の分野がおざなりにされたり軽視される事はあってはならないと思います。 精神科医、看護師、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士、当事者会、家族会、企業、各機関、各団体などが連携をとりながら、包括的に問題解決に取り組んでいくこと。 これが一番理想的で効果的な心の健康、心の病にまつわる医療や福祉、社会活動のあり方ではないでしょうか。
上述してきた社会的な風潮もしっかりと踏まえた上で、私たちシルバーリボンは意義のある啓蒙をしていく必要がある。 そのように考えております。
今後ともシルバーリボン運動を宜しくお願いいたします。
<シルバーリボンキャンペーン公式サイト:http://www.silver-ribbon.com/ >
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「心の健康」8割が活動期待 産業カウンセラー協会が企業に調査
中小企業などの8割がメンタルヘルス(心の健康)への活動を期待-。日本産業カウンセラー協会東京支部が行った産業カウンセラーに関する実態調査で、こんな状況が分かった。職場で鬱(うつ)など心の病を抱える人の増加に伴って企業のメンタルヘルス対策の必要性が増す中、企業が対策を重要視する姿勢が改めて浮き彫りになった。
一方で、企業における産業カウンセラーの認知度は低く、活動が浸透していない状況も明らかになり、同支部では「カウンセラーが社内の身近な人と積極的にコミュニケーションを取るなどして、活動を広げていきたい」としている。
調査では、産業カウンセラーの主な活動分野である(1)メンタルヘルス(2)キャリア・人材育成(3)人間関係(コミュニケーション)-をテーマに、企業がカウンセラーに期待することなどを聞いた。
カウンセラーの3つの活動分野で企業の期待が最も高かったのは「メンタルヘルス」で、計83.8%。次いで、「コミュニケーション」が58.3%、「キャリア・人材育成」は45.1%だった。
メンタルヘルス分野の中では、社員の相談対応、メンタルヘルスが不調の社員の復職支援などを求める声が高かった。
調査は昨年末、中小などの企業や団体600社を対象にアンケート形式で実施。244社・団体から回答(回収率40.7%)を得た。
フジサンケイ ビジネスアイ 9月16日(木)8時16分配信