本 物 の 味


 先ず最初にキャンパスにあたる磁器の色、つまりボディーの色に合った、しかも形に馴染んでいる。

 そして本物の完成した薔薇絵プリントでは

 

 1) 真っ赤なバラ色

 2) 深みのあるバラの花びら

 3) くっきりした緑

 4) 中間色の緑、そして濃い緑の葉っぱ、透けて見える葉


 と区分けされてプリントがされているべきです。

 それは本当に良い色を出すためには温度差に適応した色に合わせ二度・三度焼成する必要があるからです。

 

 つまりこういう事です。

 (ちょっと技術的な話になってしましいますからついて来てくださいよォ) 

はじめは約1300度に耐えらる色(例えば青色(コバルト)ect)を中心に焼きます。

その次に約800度に適合した色(例えば黒や灰色、黄色、ピンク色ect)を焼きます。

次に最も出すのが難しい約700度に適合した色(例えば緑色、赤色ect)を焼きます。

 こうして何度も焼いて様々な色のついた商品を製造するんですよ。


そう考えると(ヨーロッパによく見られる)本物のプリント画の磁器の価格が高くなるのは当然ともいえますよねw

 
 さらにこうした工程を経て出来上がるプリント画の磁器は


 5) 器の表面はすっきりしていて極端にざらついていません。

 6) 絵柄にも光沢があります。

 7) バックスタンプにもこだわりがあります。


よく見て、触ってみると感じていただけると思いますよ。 

 方や安物磁器ではそうした配慮はなされていません。

絵柄が濃すぎたり、薄すぎたりしてしまうのは何度もテストをせずにいきなり磁器のボディーにプリント焼成してしまうからです。

   

 

                     ボディーの色


 女性は顔にファウンデーション・クリームを塗り、その後に口紅・アイシャドー・オシロイ・頬紅そのほか色々塗っていますね。

 どの化粧品を利用するのかをちゃんと選び出し、その順番も間違えもせずしっかりと時間を掛けて塗っている。随分と顔に “資本”と“研究費”? が入っているなーとつい思ってしまいます。 

 しかし、そういった美しい化粧(磁器でいうプリント)をするにはやはり源となるボディーが大切であり、基本となりますよね?それはやっぱり白色ではありません?


 やはり白磁の透き通った超白磁こそが美しい絵柄にマッチするんですよ。

                                                          

                 

続く!