西洋では食事の時間になると、何枚かの金属製のお皿をテーブルに置いた。
当然鉄製か銅製か銀製だ。随分重たい食器を使っていたのだ。飲み物でミルクを注ぐには陶器製かまたは金属製の器を使っていた。
現代のように合金で出来た真鍮・ステンレス・アルミニューム製などの軽い食器などは作られていないよ(笑)
夕食時には首長である父親が丸焼きにした肉を一人ずつナイフで切って家族のお皿に分け与えていた。
分け与えられた肉を家族全員が”手づかみ”で”むしゃむしゃ”食べていたのだ。もちろん使っている手は脂だらけ。
彼等はナイフは利用していたがフォークは利用していなかった。下男・下女はテーブルの周りに待機していて、食事をしている家族の世話をしていた。
上流階級の貴族でさへこうした食べ方をしていたのと思われる。
正直、私も全く知らなかったね。(詳しい話はまた後で)
そこでちょっと想像をしてほしい!
お城の中では殿様・お妃さま・貴族たちも手づかみで食べている姿を!
今の私たちが見たらどんな光景だったろうね??
食卓に革命が
それが磁器の発明によってヨーロッパじゅうの食事風景ががらりと変わってしまう。
これにより特権階級の生活は“破損しない安物金属文化”から“割れやすい最高級磁器文化”へ時代が変わる。
彼等は高価なフィギュアと同じ感覚で食器を扱っていたんだね。
つまり、美しさだけが強調された色鮮やかな食器がもてはやされたんだ。
恐るべき”磁器の祖”マイセンと言いたいw
さて、次回から話をがらりと変えたいと思います。
日本製磁器の歩みと西洋磁器の歩みについて見ていこう。
次号もお楽しみにw