文化大革命
前回中国の安い磁器についてお話しましたね。
ここでは中国がそういった磁器を製造するにいたった経緯を少しひも解いてみます。
歴史の話になりますのでちょーっと嫌かもしれませんがご了承下さいねw
さあ、みていきましょう。
現在中国が安い磁器を大量に製造する理由、いや製造せざるを得なくなった大きな原因はちゃんと存在します。
それは中国史の文化大革命です。
ご存じの方もいらっしゃるかとおもいますが、この革命で約3千万人という中国人が中国人の手によって殺されました。特に地方の有識者がそのターゲットにさらされました。
豪華さは”敵”、芸術は”敵”、美しさは”敵”、教育は”敵”というようにアメリカ(資本主義)に関係するものはなんでも破壊されてしまいました。
同時に貴重な文化財産をもことごとく壊されました。
冷静に考えるとずいぶんおかしな話ですよね。
当然のように磁器も破壊の対象となり、文化財に値する貴重な磁器は壊されたり、売り飛ばされてしまい、先人達が培ってきた知恵や技術といった文化的遺産のほとんどはその時に失ってしまいました。(磁器を作るための窯もことごとく壊さてしまいました。)
当時知識階級の人達は取り上げられてしまうのを恐れて貴重な貴金属や磁器を裏山や畑に掘って埋めて難を逃れようとしたんだよ。
日本でも明治維新後、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)というおかしな政策で国内の文化的遺産である寺院や仏像の多くを破壊してしまいましたが、中国はそんな比ではありません。
混乱期には人間は本当におかしな行動をとるものです。
だから文化大革命当時作られた磁器はとても精粗で、どこででも作られるような表面に簡単な絵が付いていたモノだけです。芸術性のかけらもみられません。
芸術に全く興味を持てないほど民衆は貧しかったんだね。
続く!