初期の西洋磁器は人形
今から250年ぐらい前、”独り占め”にして作られた磁器の内、ほとんどが人形でした。
博物館(ドイツ)などに残っているフィギァ(人形)を見ると当時の努力が垣間見える。ひび割れていたり、欠けていたりした失敗品も沢山展示してある。
“馬車に王妃様が乗っている風景”とか”マリヤ様が男の子を抱いている姿”、”野外でランチを楽しんでいる風景”、”兵隊が並んでいる”、”公園での男女” とかいった当時の時代そのものが人形として作られていたんだ。
それにしても作られた磁器の価格は銀の重さに匹敵したぐらいだからものすごく高かった。それでも地方の貴族たちは買ったんだよ。
現代価格にすると 乗用車一台分くらいかな?百万円・二百万円はたまた一千万円という単位。贅沢の極みだったんだろうね。
磁器製食器
さて、少し遅れて磁器食器が磁器製の人形という過程を経た後に最高級品として取り扱われはじめます。
そういった場に招かれた貴族達は”磁器の食器”で出された料理にさぞかしびっくり仰天したのではないだろうかw?
初めて見る“お皿”でもてなされた貴族達は、どんな気持ちで食べていたのだろうね?? 想像してみるとおもしろいw
ところで、当時作られた製品はまだまだ白さだけを求めた磁器に過ぎません。
それは磁器の持つ”三つの魅力”のうち“一つ”を手に入れただけです。
しかし、実はその魅力の一つを追及することで磁器の持つ他の二つの魅力を知らぬうちに手に入れることとなるのを当時の彼等は思いもしなかったでしょうね。
それでは、その残り二つの『魅力』とは何か? それを次回からお話しましょう。
続く!