さて皆さんはテレビで陶器を観るだけですぐに値段を見分けるほど簡単ではないと思うかもしれない。

 でも安い陶器と高い陶器では全く違う理由とか証拠があるんだ。

 そこで高い磁器を見分ける方法を簡単に説明しよう。

 

 まず 第一にその陶器が誰に利用されたかだ。

        有名な人が買ったり、使ったりした陶器。

        (皇族・貴族・将軍・殿様)だ。


     第二に陶器の希少価値がある。

        たとえばこの世の中に一個しかないほどのまれに見る数少ない陶器。

        製造者が不明でも貴重品に匹敵するほど美しい。


     第三に製造した人が有名人であること。

        有名な陶芸作家とか芸術祭にいつも名を連ねている作家もの。

        

     第四に複雑な造りをしているアンティーク陶器。

        実物とそっくりに作られているもの。まるでどっちが実物か見分けるの        

        が難しいほど本物のように見えるもの。


 それ以外陶器ははまず世の中に出てこない。

 まあそんなところだ。

 ここでちょっと皆さん考えてみてほしい。

 もし日本でセレブとか皇族のお孫さんが愛用している陶器だなどと報道されると、国民の方も同じようなものが欲しくなってしまうのではないだろうか。国民感情というものだ。

 たった一人の為に作られた陶器を見た人が、”良く似た陶器”でもいいから欲しくなる。これが”コピー商品”が出来る仕組みだ。     

 

 そこで過去には次のような法則が磁器に出てきた。

 磁器で出来た西洋アンティークの”底”には必ず裏に印が付いている。

 誰がいつ頃作ったかを証明する”印”だ。

 しかしその”印”が高価なものと通常価格とよく似ている磁器がある。

 でもじっくりとよく見るとなるほどほんの少しずつ違うのだ。

 高価なものは”時”の皇帝などが製造依頼をしていたんだ。

 だから製造者も中途半端な磁器を造るわけにはいかなかった。そこで最高級品を造って献上したんだね。

 でも地方の貴族も自分の為のオリジナル磁器を手に入れたかった。

 その後は次々とコピー商品を作るメーカーが出来たんだなあ。これが通常価格だ。

 商売になったんだ!それで大儲けした商人が現れた。

 今から200年以上前の話だ。

 続く!