12月3日、日付変わってすぐの3:22頃、
いよいよ木星が、山羊座入りします。
吉星である木星が、力を発揮できる射手座からの移動なので、
ちょっと残念ではあります。
個人的には、いよいよ山羊座入りか…、と、
12月に入ると、師走だから、なんだか気ぜわしくなるな、
くらいな感じで、なんとなく気になり始めます。
こういった事に興味のある方は、
もう、どこかで耳にしておられるだろうと思いますが、
2020年は、「グレートコンジャンクション」が起こるというやつ。
誰がグレートと名付けたのかは知りませんが、
取りあえず、2020年12月20日に、水瓶座0度で、
木星と土星で起こるコンジャンクションの事を指しているようで、
確かに、占星術をやってる人間には、
意味深に見えてしまう配置ですね。
でも、そこに至る過程でも、
既に、山羊座入りしている、冥王星や土星に、
木星が加わることになるので、
2020年は、山羊座がなんだか賑やかです。
これらの外惑星と呼ばれる天体たちは、
動きもゆったりとしていて、鋭角な影響を起こすというより、
ゆったりとではあるけれど、確実に時代を動かして行くと考えます。
山羊座は、歴史や文化に敬意を払い、
社会構造やルールを、責任をもって守り、
任務を粛々と遂行するようなイメージ。
権威的なものも、守って行く姿勢があります。
そんなサインを、
現代占星術では、死と再生のシンボルでもある冥王星が、
厳しさ、堅実的、構造化を司る土星と、
保護と拡大、自由を求める木星が、
特に後半は、つかず離れずで、一緒に通過して行きます。
それを経ての、
水瓶座での木星と土星のコンジャンクションということもあり、
なおさら、「おー」という事にもなります。
現代占星術において、
冥王星は、そのシンボリックな意味合いからも、
時代を揺り動かすものと考えられますが、
現在のような天体望遠鏡のなかった時代、
古典占星術の時代は、冥王星の存在は知られていなかったので、
チャートの読みに、冥王星を入れません。
その代わりに、約20年ごとに起こる、
木星と土星のコンジャンクションを追いかける事で、
時代の転換を読み取ろうとしていました。
まぁ、どちらにしても、転換期そうなニオイがプンプンしますね。
木星と土星のコンジャンクションは、「空気」のサインで起こります。
精神性や考え方などへ、影響が出そうでしょうか。
山羊座から水瓶座への流れで考えると、
縦関係から、横繋がりのものへ、
それに伴う、社会構造やライフスタイルの変化、
また、個人的な自由度が増す分、
個人で追うべき責任も、増す傾向は出るかもしれませんね。
でも、山羊座にしても水瓶座にしても、
土星の影響が、よいカタチで出やすいので、ちょっと安心です。
2020年は、取りあえず、山羊座の課題、
目の前の現実と向き合って、コツコツとやりこなし、
変化の時には慌てないよう、
キチンとした土台をつくり、時代の流れを見守りましょう！
SessionRoom Silver Moon
Machiko t.(まちこ)
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（sora-isさん） （SessionRoom SilverMoon）