ユメオイ | 片手だけつないで~Den Mond und den Stern,Deine Hand fasst~

ユメオイ


#6.ユメオイ

歩いてきた道のりを振り返ってはいつだって
結局、なにもわからずに、何もせずに前をみただけ


やっぱり何かを忘れてきた、気がするけど戻ってみて
やり直していく勇気が持てなかった
できなかっただけ


なくしてからどれだけたったろう?
わかるわけもない、誰も知らない道だもの


忘れたんじゃない
捨ててきただけ
<ユメ>とか<アイ>とかそんなもの
背負うのに疲れた。



与えられた道を歩く 誰のために 何のために
そんなことすら、わからない
振り返っては眺めているだけ


いつの間にか走っていた
戻ってみて、探してみて
みつからないから諦めたフリをして
また探しただけ


どこに落としたんだ、そんなこと…形さえも忘れていた癖に

捨ててきたんじゃない
忘れてきたのでもない
<ユメ>とか<アイ>とかそんなもの
触るのが怖かった



疲れきっていたこの体に
聞こえてきた誰かの声
「なくしたものはそこにあるでしょ」

って手のひらに箱、1つ


みつけてきたんじゃない
初めから持ってたんだ
<ユメ>とか<アイ>とかそんなもの
捨てられるもんじゃない


忘れられるもんじゃない
失くしちまうもんでもない
<ユメ>とか<アイ>とかそんなもの
誰でももっている


泥だらけで、傷だらけのユメオイ達の唄

そうきっと
誰もがみんなユメオイなんだろうさ。


(いつか君がみた<ユメ>をまだ覚えてる?)