キレイな浜から海岸線を回り込むと、本日のお宿の入り口発見!
だけどすごいよ…。
ものすごい上り坂…。
しかし宿はこの坂の上。上らなければたどり着けない。当たり前だ!!!
一生懸命に坂道を登る…これはキツイ…心臓が破れそうだ…。
しかし沸き出でる 克己心 が、少し M っ気のある銀ネコの心を鼓舞する!!!
坂道を 70~80メートルほど上ったその時、後ろから一台の車がやってきて止まった。
眼鏡の女性 「ホテルのお客さまですか?」
銀ネコ 「はい」
眼鏡の女性 「どうぞお乗り下さい。まだだいぶありますので。」
銀ネコ 「ありがとうございます。でも大丈夫です。健康のため歩きます!!!」
眼鏡の女性はたぶんホテルの従業員の方であろう。
その後も親切に乗車をお誘いしてくれたが、一度湧き出た克己心を抑えきれない銀ネコは歩くことを決断!
『そうはいっても、まぁ、そんな距離はないだろう…建物はすぐそこに見えてるんだし…』
そんな考えがあった事も確かだ。
もちろん! 銀ネコは甘かった…。
坂道は長い。 思っていた以上に長い。 曲がりくねって長い。
『意地張らなきゃ良かった…』
そんな思いでいっぱいであったが、なんとかホテルに到着。
やっと着いた…。 ここにきて最後の坂道はキイタ…。
喉も渇いた。早く休みたいぃぃぃ~!
優しい人の忠告はしっかり聞いておくもんだね…。
遅ればせながら少しだけオトナの階段をのぼった銀ネコなのであった。
つづく。
