拡大質問・限定質問
こんばんは。
相手に話をたくさんしてもらおうと思うと
やはりこちらの質問の技術が必要になってきます。
私もそんなにうまくはないですが、心がけていることがあります。
新卒の頃、当時の上司に教えられ、今でも実践しています。
(その上司のことはあまり好きじゃなかったけど、これだけは
今でも頭に残っています)
「拡大質問」
と
「限定質問」
です
「拡大質問」とは、Yes,Noで答えられない質問です。
英語でいえば、WhatやWhyでする質問です。
長所
相手の考えや状況を限定せずに自由に話をさせることが
できるため、色々な情報が聞きだしやすい
短所
・相手が何を話すかわからないため、自分の聞きたい情報では
ない話が色々とでてきて、収拾がつかなくなる可能性がある
・相手も何を話して良いかわからなくなる可能性もあり、相手に
よっては答えにくい質問となる
普段の会話でよくある例
「最近どう?」
「今困っていることってどんなこと?」
「今後●●業界はどうなっていくんでしょうね?」
etc・・・
「限定質問」とは、Yes,Noで答えられる質問です。
長所
・こちらの意図した回答をもらいやすい
・相手も、回答がしやすい
短所
・話の発展性がない(話が膨らまない)
・尋問みたいになってしまい、相手との距離感をつめにくい
普段の会話でよくある例
「今○○のことで困ってるでしょう?」
「今後の●●業界は先行き明るいですね?」
どちらが良いとか悪いではありません。
寧ろ、どちらかに偏りすぎていると良くないと思います。
二つの質問話法をミックスして使っていくとよいかと思います。
営業時のトーク例
営業 「最近景気悪いですね」(限定質問)
客 「そうだね」
営業 「御社の業績はいかがですか?」(拡大質問)
客 「やっぱり景気の影響は受けているよ。
売上減ってるしね」
営業 「そうなんですか~、御社でも影響があるんですね?」(限定)
客 「そうだね。」
営業 「実際売上に響いてるものって何ですか?」(拡大)
客 「客足が減ってるね。特に若い人とか」
・・・・・
こんなイメージでしょうか?