明日からは雨模様の日が続くようです。いよいよ近畿も梅雨入りですか。
となると、今日のうちに数か所、写真を撮りに行きたい!と、出かけてきました。
今日の収穫は蚕ノ社(かいこのやしろ)の三柱鳥居(みつばしらとりい)の写真。京都の「三珍鳥居」の写真がようやくそろいました。
京都検定試験で出題される変わった鳥居の3か所の一つです。あと二つは、厳島(いつくしま)神社と伴氏社(ともうじしゃ)です。
京都御苑内の九条邸跡庭園にある厳島神社と北野天満宮の伴氏社は、これまでに何度か出かける機会があったのですが、蚕ノ社は初めて。
50数年前、京都に来た時から、蚕ノ社という変わったお名前はずっと気になっていましたが、お出かけしたのは今日が初めてです。養蚕の神さま、遅くなってすみません。
蚕ノ社の正式名は、木嶋坐天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社。
本殿西に建てられている三柱鳥居は、三つの鳥居を正三角形に組み合わせた形です。
三珍鳥居の中でも、ダントツ変わっています。通常の平面的な鳥居ではなく、三面に鳥居があり、三方向から拝めるようになっているのです。
現在は柵で囲まれていて近くに行けませんが、パワースポットのオーラにあふれていました。
三珍鳥居のもう一つ、厳島神社は唐破風(からはふ)の鳥居。鳥居の一番上がまっすぐの横線ではなく、豪華な歴史的建造物の屋根などにみられる曲線形になっているのですね。
栄華を誇った藤原氏の流れを汲む九条邸跡庭園、どなたでも、無料で鳥居を間近で見ることができます。(6月11日のシルバー京都巡りでもお出かけしました)
三珍鳥居、最後の一つは、北野天満宮の伴氏社(ともうじしゃ)。道真公のお母さまをお祀りしている神社ですが、その鳥居の台座が蓮弁の模様になっているのです。
仏像がハスの花をかたどった蓮華の上に座ってらっしゃるのは見かけますが、鳥居の台座は珍しいです。
北野天満宮の一の鳥居をくぐってしばらく歩くと、左手に見えます。
今日のお昼は、地下鉄「太秦天神川駅」から徒歩4分、嵐電「蚕ノ社駅」前、「わか葉」で日替わり定食をいただきました。
980円。1日10食限定で、ぎりぎり間に合いました。満足です (●’◡’●)