北野天満宮には「影向松」(ようごうのまつ)という、伝説の松の木があります。初雪の降る日に、道真公が舞い降りてくるらしいです。

京都検定試験で初めて知りました。現地調査開始です。

 

 

一の鳥居を入って、すぐ右手、玉垣で囲まれています。

4月に年金女子2名で、焼き餅を食べるのに腰を下ろした石のすぐそば(私たち、失礼なことをしていないことを祈る)。

 

北野天満宮のホームページからの情報によると、

 

『この松は、当宮の創建からこの地にあると伝わる御神木。立冬から立春前日までに初雪が降ると天神さまが降臨され、雪見を愛でながら詩を詠まれるという伝説があり、現在でも初雪が降った日には、硯と筆と墨をお供えして「初雪祭」の神事を行っています』

 

 

毎月25日の市「天神さん」の時は、参道沿いに露店がびっしり並ぶので、影向松はその陰になってすっかり目立たなくなってしまいます。現地調査のこの日は、市の日ではない土曜でしたが、それでも、露店が数軒出ており、参道からの写真は撮れませんでした。御神木なのに。

 

 

とはいうものの、露店が並ぶ参道は活気があって、修学旅行生たちもうれしいことでしょう。

中学生たちが、参道沿いのなで牛たちを次々なでていきます。コロナによる規制もなくなり、なで牛さん脇の消毒スプレーもなくなっていました。

お母さん牛、ずいぶんなでられたのですね。背中が、変色してます。

 

 

おや、本殿近くに長五郎餅販売の看板が。

いつもは25日に境内で販売されているお餅が、6月の土・日に限り、売られていると。おお。

国宝の本殿の撮影も忘れて、東門方向へ、お気に入りの眺めのみ撮影して、長五郎餅の販売所へ。

 

 

 

あら、お持ち帰りのみの販売だそう。

この素敵なお店の中でいただきたいので、いつかの25日、年金女子組で出直すことにします。

 

 

東門を出ると、評判のやきもちのお店が開いているのが見えました。よしっ、今日は天神堂のやきもちをいただこう。

お店のかたに、4月に来たときは午後2時頃にもう閉まってたことを話すと、「たまにそういう日もあります」。

 

 

車道沿いの石垣に腰かけて、やきもちをいただく。

やっぱり、評判通りのあんこです。小豆の風味が、際立っています。

直径6センチ、1個140円。

 

ふと、北野天満宮の外壁を見ると、壁になにやら掲示物が。

 

『まりなげ禁止』

 

「まり」って。。。😶