1994年5月に私がFANKSとして覚醒を果たして以来、長きに亘り愛してやまないデジタル

ユニット・TM NETWORK。

 

そんなTMのお兄様方は先月デビュー40周年をお迎えになられた訳ですが、振り返ってみますと

このメモリアル・イヤーを見据えたライブツアーは今から遡る事2年前の2022年7月に『FANKS

intelligence Days』と銘打ってスタートを切りました。

 

そしてこのツアーはそれ以降も少しずつ姿形を変えバージョンアップを繰り返しながら遂に最終

ツアー・『FANKS intellgence Days ~YONMARU~』へと辿り着きました。

 

先月のデビュー記念日・4/21(日)@東京ガーデンシアター参戦から早1ヶ月。

私は当初の予定通り、今月の参戦は事前にFC先行予約でチケットを確保済であるツアー

ファイナル=5/19(日)だけだと決め込んでおりました。

 

ところが・・・5月に突入してからと言うもの、私の心に何だか例え様の無い焦りのような感情が

湧き上がり始めておりました。

 

それはまるで、あの30年前に味わった『ラスグル(=終了ライブ)』参戦への焦燥感が再来した

かのようでした。

 

今回の『YONMARU』ツアーはそれこそ40周年と言うメモリアル・イヤーを締め括る意味合いが

非常に強かったですし、5月の横浜公演・2DAYS@Kアリーナ横浜ではもしかしたら何かとん

でもないサプライズが待ち受けているのではないだろうか?と、そんな期待感まで一緒に私の

中に押し寄せて来ていたのでした。

 

幸いにも5月に入っても各プレイガイドでは5/18(土)及び5/19(日)両日のチケットは依然と

して販売継続中だった事もあって、私は次第に横浜初日(5/18)にもどうしても参戦したい!

と言う衝動に駆られ始めてしまったのでございます!(^^ゞ

 

そうしてぐだぐだ悩んでいる内に、5/18(土)分チケットの販売終了期限が迫りつつありました。

 

私は迷いに迷った挙句、横浜初日分のチケットを思い切って確保する事を決断しました!

当日の座席については最早期待はしていませんでしたが、案の定横浜初日も2日目と同様に

遥か遠くの7LEVELなお席でございました。(^^ゞ

 

とは言え、お兄様方に確実に逢えるのであればこの際座席のポジションなんて関係無いわ!

そんな風に覚悟を決めた私はこうして、横浜公演の2DAYSに参戦する事となったのでした。

 

さて、それでは前置きが長くなりましたが、最終ツアーのセミファイナル+ファイナル公演となった

横浜公演2DAYS(5/18~5/19)のステージを軽く振り返ってみたいと思います♪

 

◆Kアリーナ横浜について

 

横浜方面には既にアリーナクラスのライブ会場が複数建設されている中で、昨年9月に開業

したKアリーナ横浜ですが、当然ながら私はこの地に初上陸でございました。

 

ちなみにこのKアリーナ横浜、開業当初はライブ終演後の最寄駅までの帰路が何と約2時間

前後も掛かる!?等と言ったオーディエンスからの不平・不満・不評が続出していたらしく、

私や同じく横浜2日間に参戦していた先輩FANKS・S様もその点について非常に危惧して

いたのですが、いざ当日の終演後になってみたら幾らかは会場スタッフさん側で対応を改善

したのか最寄駅までは結局30分程度で辿り着く事が出来まして、取り合えずほっとしました

わねえ~。(^^ゞ

 

横浜初日+2日目は共に7LEVELのお席だったのですが、いざ着席してみると眼下のステージが

とにかく遥か下界であるかのような感覚に囚われてしまいまして(苦笑)それはまるで富士山頂上

から地上を見降ろす神様のようなイメージを強く受けました。

 

で、横浜初日ではオープニングから一応スタンディングで臨もうと思っていたのですが、1曲目の

『セルコン(SELF CONTROL)』で座席から立ち上がった瞬間、何だか私は言い様の無い恐怖

を感じ始めまして・・・下手するともしかしたらつい勢いでその座席から転落してしまいそうな

錯覚に陥ってしまったのです!

 

結局、横浜初日の2曲目以降からは着席スタイルでお兄様方のステージを見守る事にした

のですが・・・いやあ、あのポジションのお席で立ち上がるのは実に危険極まりない感じでしたし、

横浜2日目でも着席スタイルを貫いて正解だったな、と思いましたね。(苦笑)

 

◆サプライズ・その1=まさかのアンコール・パートが追加!

 

1984年のデビュー以来、TMのライブと言えば一貫してMCタイム無し+EC(アンコール)タイム

無しと言うスタイルがお約束となっていました。

 

それ故、先月から始まった『YONMARU』ツアーに於ける東京公演@東京ガーデンシアターや

大阪公演@大阪城ホールでも本編のみ(=正味・約2時間)の構成だったのですが・・・何と

横浜公演@Kアリーナ横浜ではその法則が見事に覆される事になったのです!!!\(^o^)/

 

『FANKS intelligence Days』ツアーでは毎度お馴染みとなった洋画風エンド・クレジット後、

唐突な爆発音と共に横浜公演も幕を閉じるのかと思いきや・・・肝心の爆発音がなかなか

鳴らない? まさか不測の事態=システム・トラブルでも起きたのだろうか!?

 

そんな不安感を胸に私も他のFANKS達も、その後のステージの様子を息を飲んで見守って

いると・・・やがて無機質な男性の声で英語のアナウンスが流れ始めました。

 

私の足りない脳細胞を駆使して(笑)辛うじて聞き取れる英単語を拾ってみますと、どうやら

「One more song.」とお兄様方にアンコールを要求しているような意味合いに感じました。

 

・・・ええっ? まさか、お兄様方がアンコールに戻って来て下さるのか!?\(^o^)/

 

そしてその男性の声はTMの名を数回ほど連呼すると共に、あの大物アーティストの名をコール

し始めたではありませんか!

 

「with...TAK Matsumoto.」

・・・え、ええっ!? 何ですって!? ちょっと嘘でしょ!?

 

◆サプライズ・その2=アンコール・パートでB'z・松本孝弘さん(ギター)が登場!!!

 

今や大物アーティストの一人として国内は勿論、海外にも活躍の場を広げているB'zのギタ

リスト・松本さんがかつてB'z結成前にTMのライブツアーでサポート・メンバーを務めていた事は

FANKS歴の浅い(※今年でFANKS歴・満30周年!)私でも勿論知っている情報でしたし、

多くのFANKSの間ではとっくの昔に有名な話です。

 

そんな松本さんが、お兄様方の40周年に花を添える為にわざわざアンコール・パートに参加

してくれようとは全くの想定外でした!

 

颯爽とステージ上に登場した松本さんの姿に私達が一斉に大歓声を浴びせたのは言うまでも

ありませんでしたし、B'zの熱心なファンではない私までもが松本さんの登場には終始興奮しっ

放しでございましたわよ!

 

B'z結成後に松本さんがTMライブに参加して下さるのは、それこそ30年前の『ラスグル5.19』

(1994年)だったり、TM20周年YEARとなった『DOUBLE-DECADE』ツアー(2004年)以来

なのではないでしょうか!

(ですから、お兄様方と松本さんのステージ共演は実に約20年振りとなるのであります!)

 

こうして松本さんがまさかのアンコール・パートに乱入(笑)を果たし、ドラム・べーあんとギター・

北島さんの間のポジションへ移動を終えると、2日間で以下のTM曲が披露されました!

 

◇5/18(土)=『Be together』

◇5/19(日)=『Be together』+『Get Wild(※原曲バージョン)』

(ちなみに横浜2日目の『ゲワイ』は、何とウツ様からの"おかわり要求"でございました!笑)

 

先程も書かせて頂いた通り、今や大物アーティストの一人としてミュージック・シーンに君臨する

立場である松本さんが、いざTMのお兄様方の中に入った途端、一気に下っ端感と言いますか

手下とか子分感が増したような気がしたのは、きっと私だけではありますまい!(苦笑)

 

それが証拠に、両日共にアンコールを終えたお兄様方が松本さんをまるで包囲するかのように

彼の周りに集結して一緒に記念撮影に応じる姿がステージ上に広がっていたんですよね・・・。

(特に木根氏は、実にわざとらしく松本さんの頭をなでなでするような仕草までしていらっしゃった

ほどでした!苦笑)

 

それにしても横浜2日目のアンコール・パートでまさか原曲Ver.の『Get Wild』が披露されるとは

これまた全くの想定外でございましたわよ!\(^o^)/

 

そう言えばTMライブでこのバージョンの『ゲワイ』がセットリストに組み込まれるのは、一体いつ

以来だったのだろうか?等とふと気になってしまいましたわねえ~。

 

振り返れば、私が生涯初めてTMライブに参戦を果たした『ラスグル5.19』の時の『ゲワイ』も

『89』Ver.でしたし、それ以降に参戦した数々のTMライブでも『ゲワイ』は様々な形へと進化

し続けて行きましたから、もしかしたら今回の原曲Ver.は私のFANKS歴・満30周年の中で

初体験だったのかも知れません。

 

◆セットリストについて

 

色々書きたい感想は山ほどあるんですが・・・強いて挙げれば私個人的に『Maria Club』を

ようやく生で聴く事が出来て凄く感激でございました!\(^o^)/

 

実はこの『Maria Club』を一番最初に聴いたのは原曲Ver.ではなく、私がFANKSとして覚醒

を果たす前に何故か『CAROL』と共にお買上げしていたリプロダクション・アルバム(=まあ俗に

言うリミックス・アルバムですな。笑)である『DRESS』Ver.の方が先だったのです。

 

で、1994年に遂にFANKSの一員として目覚めた時に過去のアルバムを一斉に買い漁り(笑)

『Self Control』に収録されている『Maria Club』を初めて聴いた時にこれが原曲Ver.なのだと

ようやく思い知ったのでありました!(苦笑)

 

原曲Ver.の『Maria Club』を聴くまでは、『DRESS』Ver.のものがずっと私の中では耳馴染み

でしたので、オリジナル・アレンジのこの曲を聴いた時の新鮮さや衝撃は未だに忘れられない

記憶の一部として私の中に色鮮やかに残っております。(^^ゞ

 

そして今回の『YONMARU』ツアーに於けるセットリストの目玉企画と言えばやはりこれでしょう!

あのファンタジー世界が広がる『CAROL』が令和の時代に新たに蘇ったパートです!

 

今回の『CAROL』再現パートは、いわゆる生成AIによって生み出された映像を元に『CAROL』

ツアー当時の映像も交えつつ新たな世界観が広がっていたのが凄く素敵でございました♪

 

それ以外では、前回の『STAND 3 FINAL』ツアーでセットリストに組み込まれた『アクシデント』

が『YONMARU』ツアーでも引き続きセットリストの一部に採用されていて、お兄様方のこの曲に

対する並々ならぬ思い入れを改めて感じましたし、本編ラストを飾った『エレプロ(ELECTRIC

PROPHET)』を切々と歌い上げるウツ様の姿に思わずウルッとしたりもしちゃいました。

 

特に横浜2日目の『エレプロ』では、歌っていたウツ様本人までもがほんの少し感極まっていた

ような気がしたのですが・・・それは単なる私の思い違いだったのでしょうか?(T_T)

 

今回私が参戦した横浜2DAYSに関しましてはまだまだ書きたい内容が沢山有るのですが、

1つの記事にまとめるのはさすがに無理があると感じましたので(苦笑)、この続きは次回の

パート2でたっぷりと書かせて頂きたいと思います!