自分のワクワクに従って生きよう!
ワクワク、ドキドキを感じるものが何かを探そう!
という系統の自己啓発の方法論はよくある。
ワクワク・ドキドキに従うことは非常に大事。
なぜなら、
自分がしたいこと、
自分に合っているもの、
自分が好きなことを
自分が発見した瞬間であり、
その対象に触れることで、満足感を得られることが多い。
アーティストでも
ユーチューバーでも
タレントでも
服でも
異性でも
世の中には、自分が突き刺さるツボを持つ、人、組織、商品、サービスなどの対象がある。
その「グッとくるツボ」は自分にとっての感覚的な、
自分の好み
自分のスキ
自分にとってのドキドキ
になる。
ドキドキに向かって人生を進めていくのはとてもいい。
好きなことなら、辛いことでも頑張れる。
好きこそものの上手なれ。である。
でも、このドキドキは次第になくなる。
大好きで大好きで仕方なかった恋人と結婚しても、長年連れ添えば「なんであんなに好きだたんだろう」と思う。
好きで好きで仕方なかった趣味も、時が経てば「今はもうそこまで夢中にならない」
ことはよくある。
このドキドキは、脳内では、ドパミンという神経伝達物質により引き起こされる。
恋愛
ギャンブル
麻薬
買い物
アルコール
など、中毒性のあるものが手に入った時、ドパミンが分泌され、ワクワク・ドキドキ、楽しい!が起こる。
しかし、中毒や依存状態にならない限りは、好きなものばかりにふれていると、次第にドパミンは出なくなる。
だから、どんなに好きなものであっても、ワクワク・ドキドキは起こらなくなる。
◇
人は誰もが人生に希望を持ち、ワクワク・ドキドキを探している。
起業、副業、趣味、老後の人生などを妄想しながら、いつかそんな人生を現実に引き寄せることを希望に生きている。
その方向性をワクワク・ドキドキに頼ってしまうと、ワクワク・ドキドキはすぐになくなってしまうので、人生の進む道が行き止まりになってしまうことになる。
だから、ワクワク・ドキドキを頼りにスタートすることはとてもいい。
でも、ワクワク・ドキドキがなくなったからといって、やめてしまったり、方向転換してはいけない。
ワクワク・ドキドキは、新たなテーマを選ぶ時や、スタートダッシュを利用するのには最適。だから、それに従って動こう。
でも、いずれなくなってきたときにも、「どうせなくなるものだ」と考え、そのまま続けよう。
もし、モチベーションが下がってきたら、今度はこれを利用して、モチベーションを維持しよう。
それこそ、「ストーリー」だ。
なぜ、これを始めたのか?
なぜ、これが必要なのか?
どんなドラマが待っているか?
最後には結末・世界が待っているか?
この4つの問いの答えを用意しておいて、
「だから、自分はこれをやる!」
「自分にはこれしかない」
というモチベーションにつなげていく。
感情は一時的なもの。
感情に振り回されず、冷静に状況を見極めていこう。
人生を楽しみ尽くせる体づくり