芸術家のような自分だけの独特な世界観を持つ必要はない。
自分が暮らしている世界が
いい世界なのか
厳しい世界なのか
平和な世界なのか。
若き天才哲学者のマルクス・ガブリエルは人生の目的をこう言い放った。
「人生の目標とは、運命を見つけること」
自分の運命を見つけるには、自分なりの世界観を持たなくてはならない。
この世界が平和であれば、平和に快適に暮らすことを運命にしてもいいと思う。
ただ、
この世界が矛盾にまみれた歪んだ世界だったとしたら?
この世界が争いと不平等にまみれた生きにくい世界だったとしたら?
この世界が人間にとって、幸福とは逆の方向に進んでいくように思えたとしたら?
その中で自分がどう生きるのかが、おのずと見えてくる。
自分の持ち前を利用して、どう社会に絡んでいくのか。
それこそが運命を探すカギとなる。
だから、まずは自分なりに
今の日本
今の世界
これからの日本
これからの世界
などを適切に見極める必要がある。
様々な角度から、様々な情報ピースから、世の中の状態に仮説を立て、推察していく。
自分なりの世界観を定め、その世界に対して、自分の心に一番突き刺さったものに身を投じていくことが重要になってくる。
それが、食が重要だとしたら、
子供の未来が重要だとしたら、
地球環境が重要だとしたら、
その方向に将来への舵を切ればいい。
本当に自分が課されているテーマの扉を開けばいい。
人はみな、宿命を生きている。
それは、自分では選べない自分の環境。
でも、年齢を重ね、鍛錬を積み、力を身に付けたならば、自分の運命を見出し、運命を切り開く力が備わってくる。
そこからは宿命を脱ぎ捨て、運命へと舵を採ろう。
心の一番深いところにある、自分の核と言っていい部分が求めるもの。
自分の真の心の叫びに呼応して、現実でアクションを取り始めよう。
宿命に縛られず、素直に運命に従おう。
そこに本当の人生が待っている。
この真の人生に出会えた時、本当の幸せが待っている。
人生を楽しみ尽くせる体づくり