今はサツマイモの旬。

甘くておいしいサツマイモは

温かくてほっこり。

ほんのりとした甘みがたまらない。

 

食物繊維はたっぷりだし、

血糖値の上昇を穏やかにするのでは?

スイーツやケーキと比べると、

実はとても体にいい

最良のおやつだったりして?

と思うかもしれない。

 

 

結論から言うと、

サツマイモはとても体にいいけど、

残念ながら太る。

 

 

生芋は全然甘くないけど

サツマイモは甘い。

あれは、芋を焼いている最中に

芋のデンプンがβアミラーゼという

酵素によって分解されて

その結果、麦芽糖という

グルコースが2つくっついた糖になるから。

 

 

麦芽糖は白砂糖のショ糖や

フルーツに含まれる果糖に似て非なるもの。

 

 

糖は種類が多いので、

カンタンにまとめると

こうなる。



麦芽糖:グルコール+フルコース

ショ糖:グルコース+フルクトース

果糖:フルクトース1つ

ブドウ糖:グルコース1つ

 

 

麦芽糖の甘みは砂糖の2/3ほどで

焼き芋のほどよい甘みはその麦芽糖のせい。

 

 

麦芽糖は小腸で分解されて

ブドウ糖になる。

だから血糖値もガンガンあがるので

インスリンも出て、脂肪になる。

 

 

でも、食物繊維が多いと

糖の吸収が抑制されて

太りにくくなるんじゃないの?

と思うかもしれない。

 

 

日本の糖質制限の第一人者

高雄病院の江部康二先生も

さつまいもの血糖値に対する影響

について言及しているが

血糖値は上がりまくると結論づけている。

 

 

一概に食物繊維が多いからといって

血糖が上がらないわけではない。

 

 

そこには糖質の種類も大きく影響していて

分解されてグルコースになりやすい

麦芽糖が多いサツマイモは

血糖値があがりやすい。

食物繊維の豊富な食べ物だとしても

どれが血糖値を上げて、どれが上げないかは

実際に食べてみないとわからない。



過去にサツマイモダイエット

というものがあったが

ダマされてはいけない。

これだけ血糖値を上げるものを食べ続けると

逆に太る。

 

 

このように、

サツマイモは低糖質な

間食にはなりえないことがわかった。

しかし、サツマイモは糖質以外にも

栄養価が高く、とてもヘルシーな食材。

 

 

食物繊維は玄米の2.5倍近く含まれている。

また、サツマイモに含まれるヤラピンという

白い液体には緩下剤の作用もあり

食物繊維+ヤラピンで

便通には最適な食べ物の一つ。

 

 

また、カリウムやビタミンも豊富で

白米やじゃがいもとは比べ物にならず

玄米と肩を張るほどの栄養価。

 

 

また、クロロゲン酸という

コーヒーにも多く含まれる

ポリフェノールを多く含み

抗酸化作用を発揮する。

焼き芋の焼けた臭いが

コーヒーに似ているのは

このクロロゲン酸のせい。

 

 

また、このクロロゲン酸はメラニンの生成を

阻害する効果が認められており

美容にも適している。

ビタミンCも摂れる。

 

 

このサツマイモ、

日中糖質制限の観点からは

毎日間食するには適さない食べ物だが

痩せる必要がない人にとっては手軽で

最適な間食といえる。

もちろん食べ過ぎには禁物。

 

 

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