1週間で食欲を完全コントロール!
ダイエットは通過点。疲れ知らずの体づくりをお手伝いをします!
ダイエットマイスターぶちょぅです。
前回は、星野リゾートの星野佳路さんが1日1食の食生活に変えてから、健康を取り戻したという話でした。
↓↓↓
http://ameblo.jp/silverhahnii/entry-12173339170.html
で、今回は、
ファスティングすると体内で何が起こっているでしょうか?
という話です。
はい、いつもの小難しそうな文献によると、
ファスティングの効果とメカニズムは、、
難しそうなことがいろいろと書いてありますね。。。
何が書いてあるでしょう!?
脳への影響
・脳の神経回路の可塑性を高める
・脳神経回路に関わる物質を増やす
・ストレス耐性を高める
・神経細胞を新生する
・ミトコンドリアを新生する
・酸化ストレスを減らす
・炎症を抑える
心臓への影響
・副交感神経を高める
・安静時心拍を減らす
・心拍数の多様性を高める
・血圧を下げる
・ストレス耐性を高める
血液中への影響
・インスリン、IGF-1,レプチンを減らす
・ケトン、アディポネクチン、グレリンを増やす
肝臓への影響
・インスリン感受性を高める
・グリコーゲン産生を増やす
・IGF-1濃度を減らす
腸への影響
・エネルギー消費を減らす
・炎症を減らす
・細胞増殖を減らす
脂肪組織への影響
・脂肪分解/ケトジェニック
・レプチンを減らす
・アディポネクチンを増やす
・炎症を減らす
筋肉組織への影響
・インスリン感受性を高める
・同化を強める
・ストレス耐性を増やす
・体温を下げる
と、果てしのない効果があることが認められています。
この文献は、それらの一つ一つの効果を検証した論文を読み漁り、まとめたいわば結晶のようなもので、期待や想像で書いているわけではないんですね。
文献を読むたびに、世界中の研究者の日々の功績にリスペクトするばかりです。。
さて、星野社長はどのような効果があったかというと
血圧が下がった
体重が減った
頭が冴える
空腹でハイになる
コレステロールレベルが改善した
とおっしゃっていますが、上記の効果のうち、赤字で示したものが星野社長が実感された効果になるわけですね。
まさに理論どおり!
他にも、自覚症状が現れていないところで、様々なプラスの効果が得られているわけですね。
ちなみに、列記した効果は、「プラスの働き」を列記しているわけではなく、
「ファスティングによって認められた現象」
を列記しているところがポイントです。
なぜなら、もうおわかりだと思いますが、
いいことしか起こらないんです。
すごいですね。食べないだけで、体にとってリラックスをしたり、頭の働きがよくなったり、健康に傾いていくわけなので。
でも、これって、ある意味常識と真逆ですよね?
だって、食べて健康になることを前提に食事をしているのに、
食べないことが健康につながるって変です。
ここからは仮説になってしまいますが、
昔はいつ食事にありつけるかわからない環境で生きてきた人類ですから、食べない状況が何日も続いたんでしょうね。
その中でも生き抜いていくために、空腹であっても体がピンピンするようになっていて、きちんと餌を採りにいけるよう進化を遂げていたんですね。
食べなくてもいい体を持ち合わせた私たちが飽食の現代で暮らしていると、
食べ過ぎにより逆に健康を害しているのかもしれません。
すると、1日3食という当たり前の常識が、私たちのDNAにとっては非常識なのかもしれません。
下は、今回の参考文献の別のデータなのですが、
この4つのグラフは、大腸菌、酵母、イモムシ、マウス、それぞれでカロリー制限をしたときと通常食を食べさせた時の生存率を示しているのですが、
どれも、カロリー制限=小食の時のほうが、長生きしているんですね。
このカロリー制限=長寿という考え方が今は一般的になっているんです。
次は、小食のアカゲザルと、食事制限しなかったアカゲザルを30年以上かけて飼育し続けたというアメリカ、ウィスコンシン大学での果てしない研究結果なのですが、結果はご覧のとおりです。
目つき、顔つき、毛並み、姿勢。
見た目が完全に違います。
血液も調べているんですが、通常食のサルは糖尿病とガンになっているんですけど、小食のサルは、
健康なんです。
やっぱり1日3食は多い気がしてきますよね!?
でも、お腹の減るサイクルを考えると、1日3食はちょうどいい。
なぜだ?
この疑問については、医学的なコンセンサスは得られていないので、ここからは個人的な意見になってしまいますが、
おそらく脳の報酬系の話につながっていく気がします。
食べたいー!
っていうその気持ちの話です。
他にもいろいろと話したい話があるので、おいおいそのトピックは取り上げさせていただきますね。
では!