1週間で狂った食欲を完全コントロール!
ダイエットは通過点。疲れ知らずの体づくりをお手伝いをします!
ダイエットマイスターぶちょぅです。


さて、この日本のスーパーフードシリーズ 第3弾ですが、日本だけの食生活ということで限定すると、正直、あんまりないんですね



このシリーズは尻すぼみになりそうでしたが、海外でも食べられているけれども、日本では海外と比較してメジャーであり、かつスーパーなどで容易に手に入れられる食材をテーマにご紹介させていただきます。


今回は、ズバリ、魚のアラです。(グロくてスミマセン…)

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理由は様々ありますが、最も強調したいのは、DHA/EPAが多量に摂取できるからです。


DHA/EPAは魚類にのみ含まれていること、そして1990年代にDHAブームが到来した際にサプリメントになって多く売り出されたことから、web site上でわかりやすくまとまっています。


(例)
ニッスイアカデミー

http://www.nissui.co.jp/academy/oil/05.html




で、魚のアラ(頭部や骨)には、魚全体のDHAのうちおよそ30%もの割合が含まれています。


つまり、魚の身よりも効果的にDHA/EPAが摂取できるのです。


ただ、頭と骨なので、非常に食べづらいという欠点があります。



したがって、これをぐつぐつ煮出して、味噌を溶かしてDHAたっぷりあら汁にしていただいてしまうのです。
(ちなみに、この写真はバターを溶かしてケトジェニックあら汁にしています。コーンポタージュのような風味になって、おいしいですよ~)

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アラはモノにもよりますが、スーパーで安価で買え、つくり置きしておくことでサッと飲めます。



さらに、あら汁をおいしくいただくコツは以下の通りです。

 アラは霜降りして、アクを減らす
 野菜と一緒に煮込む
 コンブを浸した水で煮込む
 良質の水を用いる
 味噌は控えめで合わせ味噌
 ネギなどの薬味を加えて、魚臭さを減らす




野菜と一緒に煮込むことでビタミンやフィトケミカルも摂取することができます。味にも甘みが出ます。


コンブから抽出されるネバネバ成分(アルギン酸)は水溶性食物繊維であり、腸内細菌の格好の餌になるわけです。


味噌に含まれている多量のアミノ酸を摂取することができます。


つまりは、魚×野菜×昆布×味噌の構図となり、巷で話題になっている「ハーバード式野菜スープ」なんぞ寄せ付けない最強スープの出来上がりです。

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ついでに、コストの面で言うと、栄養価に対するコスパがハンパなく高いです。


金目鯛や天然鯛などは500円ほどしますが、よくスーパーで198円でも売っている養ダイでもいいわけです。


養殖モノは魚粉を餌にしているわけで、DHAの含量は天然よりも低いわけではありません。


ちなみに、これは昨日買った養殖生本マグロのカマ。990円也。


見えているカマトロは大トロですよ。これをナイフで切り取り、刺身で食べました。
この可食部位だけで2000円近くすると思うのですが。。


残りは野菜とぐつぐつ煮込んで、マグロスープにして冷凍させています。

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野菜は、日常の料理で発生した野菜くずを冷凍ストックにしておき、それを煮込むことでコストゼロです。


たかがあら汁ごときに何を熱くなっているのかと思われるかもしれませんが、
栄養価でこれほど日々の健康を支えるものは他に類を見ません。


さらに、アラというと、パンで言うとパンの耳、野菜で言うと野菜くず。要するに不要なものというイメージが植え付けられています。


スーパーや鮮魚店でも、隅っこのほうに山積みになって、もってけドロボーのような扱いをされています。


死ぬほどもったいない。。。



ぶちょぅにとってアラは宝ですよ。


その宝がこんな安価に買える日常に暮らしていることに誇りを感じています。


そして、このアラが大人気商品になるような日がくればいいなぁと願っています。(アラの価格が高騰してありつけなくなりますが、人々の健康意識が高まり、真の健康を求める日が来ることを祈っています)


明日も魚屋にアラ探ししに行ってきまーす



やっぱりイメージが悪い