信じられないと思うが、近年になり仕事も前線を退き、脳梗塞という病を患い、半身が不随となってから、自身の視点が変わり、人を見る目に優しさと柔らかさが加わったように思える。 

 

 

 もし神が若い頃に戻してやろう、何時がいいかと問われれば、逡巡なく今がいいと答えるだろう。

 

 

 おじさんより若い人々は、もしかしたらもっと体力があった時代に戻りたいと思うかも知れない。恋愛に失敗したから、その直前に……という人もあるかも知れない。

 

 

 だが、人から見て不幸の極みみたいな人生であったとしても、何時に戻りたいという時代はない。

 

 

 酸いも甘いもかみ分けられる年代になって、苦楽すべてが今の自分を形成しているという思念に至れば、苦しさの中にも喜びはあったなと思えるようになり、どれ一つが欠けても今の自分ではないなと思えるようになる。

 

 

 ここからおじさん風の不思議話になるが、おそらく40台半ばから後半にかけて、この心境に達したと思うけれども、自分の思念や行動が「結果」を生み出す。

 

 

 良いと言われることも、悪いと言われることも、運不運と片付けられることすら、自分の思念や行動の結果である。いや、この親から生まれたのは自分のせいではないという反論が考えられるが、近頃、生まれる前に母親と環境を選んで生まれて来るという「研究?」もある。

 

 

 要するに、今の自分は、これまで行ってきた全ての言動が招くいた結果だと。その境地に至らないとハワイの叡智と称される『ホ・オポノポノ』の実践はできないだろう。

 

 

 当ページの冒頭に書いている4つの言葉、『ホ・オポノポノ』の意味は昔に書いていると思うので、興味のある方はご自分で検索してください。

 

 

 書き始めと投稿の時間が空きすぎて、タイトルが纏まらない。ご容赦を……

 

 

by 考葦(-.-)y-…