能力が半分ほどになり、もう見栄をはる必要もないのだが、どこか素直に己を晒せない自分がいる。

 

 

 少し前の情報にはなるが、三浦瑠麗(るり)氏の夫君の話に絡め、「自分は無関係だ」、「夫を支えたい」と言う彼女の言葉に、ネット民が炎上して賑わった。

 

 

 さらにその少し前、ロシア・ウクライナ戦争の初めの頃、橋下徹氏がウクライナ国民に対し「国を明け渡して逃げろ」的な発言で、ネットの右界隈をざわつかせた。

 

 

 私、考葦おじさんは、このお二人の発言を似た者同士の発言と感じた。もう一人古市憲寿氏を加えた3氏をTVの3大コメンテーターだと言っているマスコミがあるが、悪いけどおじさんは3氏のコメントに感銘を受けたこともなければ、素晴らしいと思ったこともない。

 

 

三大コメンテーター

 左から三浦瑠麗・古市憲寿・橋下徹氏

ダイアモンドオンラインより

 

 

 3人とも学歴・職歴は素晴らしいし、TVに起用されるという立派?な経歴を残しておられる。

 

 

 おじさんは近頃、『保守』ということに対し、疑問を覚えている。どういう事かというと、これまで左翼との対立軸として『保守』を考察してきたものを、理屈をごじゃごじゃ並べなくても成立する立場を確立したいと思ったからだ。

 

 

 にわか『保守』と誹(そし)られても、左翼にくら替えすることはない。元々、保守の対立軸として、おじさんとしては比較的、『左翼・リベラル』を考察した方である。批判的に眺めていたことは否定しない。

 

 

 モリカケ報道の時、非難の矛先が微妙にズレている、的を射ていないと思ったが、マスコミを含めて騒ぎはいつまでも終わらなかった。

 

 

 百田尚樹氏は堀江貴文氏との対談で、堀江は文章の解釈で幾つか段階をもうけ、なかなか的確な分析をされていた。要約すれば、眼光紙背に徹するような読み方が最上位で、左の人々はそれが出来ないという堀江に対し、百田はいわゆる左翼は反語的表現が理解できないと言った。

 

 

 まさかと思ったが、そう言えばいわゆる吉田所長の調書で、朝日新聞で次期のエース格と見なされていた男が、正反対の解釈で新聞の信用を落とし、社に恥をかかせた。

 

 

 

 

 

 今は、百田の言葉が遅まきながら理解できる。所謂『調書』だから、反語的表現は少なかったと思われるけれども、正規に手に入れたマスコミ各社は、おじさんと同じ結論に達している。すなわち、朝日とは正反対の結論である。

 

 

 むしろ左翼的なバイアスがかかっていたのではないか。当時はそう結論していたおじさんである。

 

 

 面倒だが、おじさんのブログを『吉田調書』で検索していただきたい。

 

 

 by 考葦(-.-)y-…