財務省って何処の国の官僚? というのは、私だけの疑問ではないだろう。

 

 

 ご存じのように、財務省とは昔ながらの大蔵省の一部である。それを、金融政策の立案や民間金融機関(銀行・証券会社)の監督、預金者保護などを担当する金融庁と、国の予算編成や、税制に関する制度の企画等を行う財務省に分けたことが省の成り立ちとなっている。

 

 

 もっと仕事はあるとクレーマー体質の人は言うだろうが、おじさんの趣旨は、制度改革によって大蔵省が2つに分かれたという事実を述べたかっただけで、予想される批判を先回りした弁明は今後二度としない。

 

 

 さて、その財務省であるが、東大法学部を中心とする難関一流大学の卒業生で、国家キャリアと呼ばれる人で構成されていて、所謂秀才の集まりである。

 

 

 この頭のいい人達が財務省に入省して何を考えているかというと、第一に出世争いである。ほかに考えている事は、ある雑誌のインタビューに、如何に国民から税金を取るのかを四六時中、考えているということであった。

 

 

 父母から貰った財務省キャリアになれるような優れた頭脳を、「人を見たら税金を取る対象だと認識する」という風に使うのは、あまりにも悲しすぎると思うのだが、財務省キャリアには逆立ちしても成れない人間の僻みなのだろうか。

 

 

 人は幸せになるために生まれてきた。ちょっと気付くのが遅かったのだが、おじさんはハタと気付いた。まあ死ぬまでに気がついたことに感謝しよう。

 

 

 斉藤一人さんは、他人を幸せにするのが人生の目的だと仰っている。やはり、おじさんより数歩進んでいらっしゃる。

 

 

 国民を税金を取る対象としか見られない財務省のキャリア職員に、斉藤一人さんの感覚を取り入れさせるのは至難の業か。

 

 

by 考葦(-.-)y-…