我が日本の周辺を取り囲んでいる国は原爆を所持し、日本を射程に収めている。それは自明のことである。
しかし、気付かない振りをしたり、大した問題ではないと矮小化する勢力がいる。だいたい相対的に左翼の人士はその傾向がある。と言うより、その実態を見ない態度が、さる有名YouTuber氏の表現を借りれば、お左様洗脳度のバロメーターになるらしい。
保守系議員の中にも葉梨前法相の発言のように、不用意な発言をする者がいる。本人は笑いの枕に軽い気持ちで述べたらしいが、だいたい大臣になったらマスコミはすべてお左様と考え、無用な発言を控えるべきなのである。
彼らは首相・大臣の失言に目を光らせている。野党は与党に比べ、拠って立つ思想がイマイチになのに加え魅力がない。だから与党大臣の発言の揚げ足をとり、不用意な発言があればそれをしつこく追求し、もし辞任させでもしたら、勢いに乗って首相の任命責任まで問う。
毎度、同じパターンを繰り返している。また国民はその問題を真実だと信じ、ワイドショー的情報に左右されやすい。モリカケ問題もそうだった。もともと嘘の情報を真実らしく流し、嘘とばれても人の噂も七十五日的に国民を軽く見て、その間に選挙は終わっている。
それをうまく利用したのが、昔の「選挙の神様」と言われた小沢一郎であり、また、B層の性質を政治手法に取り入れた小泉純一郎である。いずれも国民を舐めきっているのが特徴である。
一方、小沢や小泉に右往左往させられた『国民』は、小泉の言うB層の特徴をいかんなく発揮し、本質に迫ることなく、問題すら忘却している。
本質を考えられず、結果の悲惨さもB層は忘れ、もう民主党政権の壊滅的な悪政も記憶にないのであろう。菅直人が原発を危険に晒したことも忘却の彼方か。
by 考葦(-.-)y-…