リハビリ施設

 

福岡リハビリテーション病院より

 

 

 今日(金)はデイサービスに行ってきた。と言うより、送迎つきだが、おじさんは自分に障害があるくせに観察癖が治っておらず、それは一緒に通っている仲間に対しても発揮されている。

 

 

 もちろん、観察癖は自分に対しても向けられ、自分が健康体に戻ることを信じているし、回復具合が遅いことに不満を持っていた。ところが、半年ほど通っていると。それぞれの人々が長時間かけて回復し、その後も自分でスケジュールを立て、設置の機具を使用しておられる事を知った。

 

 

 自分は比較的若年で、最も健康体に向け回復している一人だと思い込んでいた。パセドー氏病や、病名は失念したが、高齢になり小脳に異常が出て運動機能が徐々に失われていく病気とか、これ以上悪くなるのを押さえるため、おじさんと同じリハビリ施設に通っておられる人を沢山見た。

 

 

 作業療法士、理学療法士の施療を一定時間受け、あとは機具などを用いて時間をつぶす。ほかには食事や風呂を提供する施設もあるらしいが、おじさんは今通っている施設しか知らず、風呂・食事を提供する施設は時間も長く、漠然と、障害者を介護している人々を「休ませる」ためにある施設なんだなと勝手に理解していた。

 

 

 いずれにしても、本人の自覚の有無はともかく、皆、目標に向かって通っておられるのは分かった。おじさんも何でリハビリ施設に通っておられるのだろうと、皆に思われるほど回復したいものだ。

 

 

by 考葦(-.-)y-…