今、懸念していることは幾つかあるが、まずは岸田総理の防衛観である。『聞く力』なる総理の特色が美化されて、マスコミ受けは良いようだが、安倍元総理時代から続く、報道しない自由を謳歌なさっているマスコミが賞賛していること自体が、懸念材料である。

 

 

 二つ目は皇統の問題である。秋篠宮家の眞子内親王が小室圭なる男に惚れて米国へ旅だったのは、世紀のロマンと持ち上げたマスコミもいたが、早い話がリベラル・サヨクグループのリップサービスである。

 

 

 勿論、自由のない眞子様が可愛そう、複雑性PTSDという病を発症されながら、自分のことではないのに世間のバッシングをお一人で受けお可哀想、女性天皇、女系天皇や皇室の議論も、突然、押し黙ったマスコミさんの複雑性PTSDに対する忖度も、報道しない自由に匹敵するほど不自然である。

 

 

 神武天皇以来の男系男子皇統論も、天皇が男系男子など時代遅れの議論であると多くの方が仰る。左様ですか、そもそも日本は天皇がお作りになった国ですが…………。国体を護持して馬鹿げた戦勝国が開いた裁判で、天皇の犯罪を阻止し、A級・B・C級犯罪に問われ、命を失った軍人の皆様がいる。

 

 

 押しつけ憲法などすぐに改正して、正しい日本の憲法に改正するか、場合によっては一から作り直すべきところ、憲法改正などいつでも出来るからと経済に重点を置いてしまった。ところが、進駐軍が置き土産の様に置いていった左翼勢力が、教師、労組、あらゆる分野に幅を利かせ、自民党の予想以上に時間が掛かった。時には小沢一郎という寝業師によって政権さえ失う場面もあった。

 

 

 一方、自民の方も憲法改正に気乗りしないようである。高市という女性が高度な保守観を持って総理の尻を叩いているようだが、肝心の総理が動きが悪い。聞く力はお持ちのようだが、決断する判断力に難があるようである。

 

 

 幾らでも心配の種、懸念する材料は尽きない。そう言えば、岸田現総理は、憲法改正を先延ばしにした吉田 茂と同じ派閥だったある。

 

 

 by 考葦(-.-)y-…