おじさんは一応、零細ブロガーと云う位置づけである。政治系とは謳っていないが、保守系の零細ブロガーと云うスタイルは隠しようもない事実である。保守本流と言っていい高市早苗衆議院議員が、ついに自民党総裁選に名乗りを挙げ、その全体像が明らかになった。
高市早苗がテレ朝の『朝まで生テレビ』によく出演していたとき、司会は田原総一朗、辻元清美などもよく出ていた。保守と革新半々と銘打たれていたが、田原自身が革新またはリベラルで、意見を薄めるためにリベラルを交えておくという方針が見え見えで、石破氏も保守のふりをしながら、分かりにくく革新の味方に付いていた。
その中で一人異彩を放っていたのが高市であった。それから何年か経って、高市が自民で保守思想を育んでおり、おじさん自身が頬を張られた思いがした。今までの自民党議員は何だったのかと思わせられるほど、高市の出馬報告は斬新だった。
彼女の前後の関係はよく分からないが、無所属で出て『新進党』に入党したと記憶している。そこで『朝まで生テレビ』を観なくなり、自民党(安倍内閣)で総務大臣を拝命した所までは知っている。
凡百の政治家とは違うのは、無所属でいる間に、政治の勉強をして自分なりの政治姿勢を身につけたことである。これがおじさんたちを唸らせる出来で、昨日今日身につけた付け焼き刃の薄っぺらな政策などではなく、重厚な堂々たる本格的な保守思想であった。2~3回生の安倍チルドレンと呼ばれる議員諸氏には、かえって保守の勉強になる出来である。
自民党総裁選の話題に移ろう。我々ネット民が心配しているのは、NHKほか民法各局の公正そうに見える候補車紹介である。しかし、おじさんなど保守系零細ブロガーは、高市を喋らせない工夫がかえって高市を引き立てる効果があったと思うのだがどうだろうか。
それにしても我が国のマスコミは本来の使命を果たしていない。よって、マスゴミとは言い得て妙である。どなたが最初に命名されたのかは知らないが、極めて秀逸である。
高市氏は大きな声で言われないが、靖国は自国の為に命を失った英霊を祀ってある。自国の英霊を祀るのに何故他国の忖度が必要か。他国の同意がいるのか、という趣旨の高市の発言は、日本のサヨク系、即ちマルクス主義者やかっこ付きリベラルの面々が、せっせと特アにご注進に伺ったが、こんな事で日本が堪えるのと半信半疑だった特ア諸国が試しに行って、意外な効果があったので、それ以来『靖国』を二言目には出すようにされている。その点、朝日新聞の『功績』は大きい。
一方、植村 隆は朝日新聞本社とは別行動で慰安婦問題を追っていた。
サヨクは組織でやってくる。植村の弁護団の数は百数十名と記憶していたが、法廷には30名前後だったようである。中にピエロの役割で吉田清治がいた。そして第二ピエローーそんな言葉があるのかどうかは知らないがーーの役回りで植村が登場して、櫻井よし子、西岡 力に批判された。そして植村は両氏と論文を掲載した雑誌を訴えた。それで恐らく上告審で敗訴が決定した。因みに朝日新聞は吉田清治の著作を『捏造』だと謝罪した。
by 考葦(-.-)y-…