保守本流と言っていい高市早苗衆議院議員がついに自民党総裁選に名乗りを挙げた。
おじさん自身が目を覚めさせられた。今までの自民党議員は何だったのかと思わせられるほど、高市の出馬報告は斬新だった。
ブログという性質上、スタンスとして自分は保守であり、マスコミやサヨクの人々の言動を批判してはいたが、高市の総裁立候補発言を見ていると、マスコミはマスゴミと言われても致し方なく、サヨクはパヨク、リベラルは人気ユーチューバーさんを真似させて頂ければ、カギ括弧付きリベラルとし、以後これを使用させて頂く。それほど斬新で鮮烈であった。
安倍はこんなマスゴミが跳梁跋扈する中で、よくもまあ長く首相を勤めてきたなと思う。また菅もコロナが蔓延する中、安倍の方針を貫き、安倍が為し得なかった施策まで良く実現したと思う。テレビ局ではテレビ朝日とTBSが当然そうであろう批判を繰り出し、野党では立憲民主党代表枝野が取って付けたような対抗策めいたものを出した。
一応、拝読したが、高市の総裁選挙の出馬報告に較べ、何と見劣りする事よ。党として推敲の筆が入り印刷された物の筈が、恥ずかしいぐらい見劣りする。まあ枝野を始めとして文句を言っている誰が出来たというのか。まあ対抗策を出すだけましか。
マスゴミの連中が派閥は悪い者として紹介するけど、55年体制のとき、自民党は3分の2ほど議員が居た。残りはサヨクの社会党と、その他諸々の政党だった。社会党は非武装中立などという夢物語みたいな事を正気で言い、自民が右翼から中道のやや左までカバーしなければならなかった。そのため派閥というものに多少の意味があった。
その派閥の弊害だけを何処かで耳にして、「ちょっと引っかかる」などと訳知り顔にいうMCを見ていると、GHQの政策はまだ効いていると思ってしまう。
GHQはホワイトパージなるものを実施し、他国でよく行うレッドパージをせずにサヨクを残した。サヨクの人々は、それを奇貨として大学や労働組合などにマルクス主義の人々が残った。これも日本の強さの秘密をしるための一つである。
サヨク系、即ちマルクス主義が一度も成功した例しがないのは、ノーメンクラツーラ=赤い貴族と云われるエリート層が国民を支配し、自分達が肥え太ってきたからだ。やがて権力闘争が勃発し、競争相手を失脚させる。権力闘争に勝利すれば相手は勿論、やがて自国民を死に追いやるようになる。
そんな思想の何処がいいのかと思った人が、社会主義を志した。ソビエト連邦という国が世界を席巻したとき、大ざっぱに云うと、世界の4分の1が共産主義・社会主義であった。
自由主義のリーダーアメリカは焦った。ソ連は科学はそこそこ進化し、ロケット技術もアメリカより進んで見える時期があった。原発の核技術も互角に推移し、ICBMもアメリカを睨み、弾頭の数の競争になっていた。
そんな中で、勃発したのがベトナム戦争であった。表向きはアメリカとベトナムであったが、北ベトナムの裏にはソ連と中国があった。まだアメリカには世界の『警察官』としての多少のプライドがあった。それを壊したとがトランプ前大統領である。
おじさんは次期総裁選について物を言っている。就中、高市早苗候補を応援すべく筆を執っている。その中で筆が滑った部分はあったが、情報の正邪を問わず書いた。だが、すべて大筋で合っていると自負している。
by 考葦(-.-)y-…