おじさんが書いたのを見ると、恰も病院のスタッフがお喋りで、患者の秘密をぺらぺらと喋る様に解釈した方があるかも知れないが、おじさんの情報入手先は、おなじ入院患者で、さりげない質問から得た情報をつなぎ合わせたもので、専らおじさんの合成と想像である。
と言う訳で、本人に直に聞くと言う選択肢は、入院期間中もほほ零であった。その分、遠慮はいらない訳だが、誤りはどうしても生じてしまう。
しかし、その誤りがおじさんの文書の趣旨を曲げてしまう事はほぼない。まあ、もともと適当と謳ってあるし、この一文によって、病気が悪化するようなことはないだろうと思われる。
そんな言い訳を思い浮かべながら、今日もおじさんは書いている次第である。本来、言い訳もいらない筈だが、長い間留守にしたお詫びとして一寸まじめな振りをしてみたいのかも知れない。
ここでひとまず、リハビリテーションの話は終え、新たな視点から問題を考えてみたい。
by 考葦(-.-)y-…