MMTは読めば読むほど素晴らしい理論だと思う。
だけど、この世には性格がねじれている人間がいて、2%のGDPの増加は、年間2%貨幣価値が下がるのだから、これは国民が負担しているに等しいと仰る御仁が現れた。
これはMMTの否定論者と言うより、経済の成長を否定する人である。
そういう見方をするのは立憲民主党かと予測して、小川某を調べてみると、ものの見事に的中していた。まあ、人の感じ方なので、強制する事は出来ないが、国家の経済は若干の成長が望ましいことは衆目の一致するところである。
おじさんなりに反論すべく準備していたら、我らの西田昌司氏が一問一答形式のブログ、週刊西田で答えて下さっていたのでアップする。
先にMMTを天動説と例えたが、小川氏のような人物はどう表現したらいいのだろう。もしかしたら、まだ天動説をお信じになっているのだろうか。
今は経済の先行きが不透明で、デフレが長く続いたので小川氏のような思考の人が登場してもやむを得ないのかも知れない。しかし、地価が上がり、株価が上がり、毎年賃上げが実施されていた当時、経済成長が何%だから、何%貨幣価値が下がり、それは国民が価値が下がった分を負担しているなどと発想した人などいなかった。
やはり、立憲民主党は奇妙な論理をお使いになる人がいらっしゃる。計算機の分野で、京の後継機「富岳」が久々のトップに立った。そうなると、すぐに蓮舫議員を連想してしまう。今後、景気が上向き成長率がプラスになったとき、小川氏を思い出すのだろうと思う。
by 考葦(-.-)y-…