成田空港で検疫ミス 米国からの帰国者に待機要請せず

https://www.sankei.com/life/news/200327/lif2003270019-n1.html

 

 

 厚生労働省は27日、米国シカゴから成田空港に26日午後に到着した全日空11便の乗客乗員92人に対し、検疫の際、自宅やホテルでの14日間の待機や、国内での公共交通機関の使用自粛を要請しないまま入国させていたと発表した。

 

  政府は26日午前0時から、日本人を含む米国からの入国者に対する事実上の入国制限措置を開始。厚労省によると、到着便は日本時間で26日午前1時の出発だったが、成田空港検疫所で時差計算を誤り、対象外と誤認した。

 

  厚労省は航空会社から乗客名簿を取り寄せ、待機要請などをするとともに、健康状態の確認を進めている。加藤勝信厚労相は27日の閣議後記者会見で「こうした事態は誠に遺憾で、あってはならない」と述べた。

以上

 

 

 日本はゆるゆるの国ですか。1日でも早く収束したいのは日本国民共通の希望の筈でした。ところが、引用した記事の通り、馬鹿が時間計算を誤って帰してしまったんです。

 

 

 公務員なんてこんなもんです。時差のことなど計算できないやしないんです。「えっ、おまえはできるのかって? いえ、出来ません」感染者を帰してしまう危険性がある役割は自分一人では荷が重いですね。もし、出発時間が問題になるのなら、乗客に聞くという選択肢もあった。また、おじさんは空港の誰かに教授願うという知恵は持っています。

 

 

 知らないことは知らないと言える勇気ーーもしおじさんが厚労省の職員でその場に居たら、今回、最悪なのは計算を誤り帰してしまうことですから、少々時間を取らせる事になっても、はっきりと確認できるまで、嫌われても待たせます。

 

 

 いずれ公務員試験を受けて官吏になった〝優秀な〟人物でしょう。時差ぐらい簡単な話で、足したり引いたりすれば、難しくはない算数の問題です。しかし、算数問題には落とし穴があることを知っています。植木算、鶴亀算、時計算、旅人算等々、皆さんはじめは失敗した経験がおありでしょう。だいたい1を足すのか、引くのかの話になります。

 

 

 しかし、足すと引くでは大違いです。もし誤る危険性があるなら、出来ないことは出来ないと言い、知らないことは勇気を持って知っている人に教えを請います。そして一人で判断できるように自分を成長させていく。一事が万事これだと思いますよ。

 

 

by 考葦(-.-)y-…