前回、おじさんは加藤厚労大臣を大いに批判した。それはとりもなおさず安倍政権への批判でもある。今回、そんな安倍政権を批判する保守層に向けて、一つのブログが紹介された。

 

 

 リブログなさったのは〝九州のじじブログ〟の管理人、笠原昭彦氏で、リブログ元の記事は〝きゅうじのブログ〟である。

 

 

〝きゅうじのブログ〟

『安倍政権批判に転ずる保守系発信者たちへ』

https://ameblo.jp/kujirin2014/entry-12578025643.html

 

〝九州のじじブログ〟

https://ameblo.jp/aki3363777/entry-12578170127.html

 

 

 きゅうじ氏のタイトルに保守系発信者たちへ、とあるので保守系零細ブログの管理人として謹んで記事を拝読した。中心は阿比留瑠比氏のFacebookの記事、同じくFacebookの小川榮太郎氏の記事2本、これらを紹介しつつ、ツイッターの記事などを挙げながら、保守系発信者の安易な安倍首相批判を批判している。君たちこういう事を知って言っているのか、どうなんだ? と。

 

 

 阿比留氏の記事を読んだ感想は、中国籍の人が本当に来ていないのか疑問であった。それよりもTVのワイドショーで、支那では感染していても入院は出来ないし、出来ても有効な治療をして貰えず、死ぬまで放置されるだけなので、日本へ行って治療して貰う方が上だと考える感染者が来ている、という報道に、これが本当ならやばいことになる、と思った。

 

 

 阿比留氏の言うとおりなら、ビザが取れずに中国人が日本へ来ることはない、と安心したのも束の間、訂正の投稿をされた人があり、その人によると、新規のビザの発給は抑制されているけれども、すでにマルチビザを持っている中国人や中国在住外国人は容易に日本に来られます、と言う。

 

 

 M1チャンプ、ミルクボーイではないが『やっぱり来られるやん』。 それにしてもマルチ(数次)ビザとは……、民主党政権の置き土産らしい。奴らが日本人ではなく、支那・朝鮮に向けて政治を行ってきた証拠の一つである。

 

 

 続いて小川氏の記事はどうだろう。こういった一見、鈍重 どんじゅう 杜撰 ずさん に見える対応は誤っていないという見解も分からなくはないが、これまでの政府の対応は間違っていなかったと言い切れるのか。批判する要素はないのだろうか。反省する点はないのだろうか。

 

 

 まず、武漢からの引揚げチャーター便、第一陣の中から、2人の人間が検査を拒否して帰宅してしまった。そんな我が儘な人間がいることぐらい事前に想定できただろう。事は安全保障の問題である。〝法律が……〟と言う暇があれば、チャーター便に乗せる前に、これが条件ですと誓約させれば済むことだし、日本人なら約束した限り、検査を受け2週間耐えたであろう。

 

 

新型コロナウイルスの検査キット

出店:ZAKZAK

 

 もし違反する者には銃を突きつけてでも検査を受けさせるぐらいの腹の据わり方が不足していた。

 

 

 一方、おじさんの近隣からは、検査をして貰えなかったと言う怨嗟の声が聞こえ始めている。

 

 

 民間の検査施設からは、検査が出来るようキットを増やしておいてくれと国から要請があったから揃えて待っていたが、未だに依頼はないという。検査の施設が足りない、専門家が限られている、時間がかかる、キャパが……、という言い訳を並べ立てる暇があったら、速やかに計画を立て、効率よく配分したらいいのではないか。それに振り分けの人員を何人でも張り付かせてもいいではないか。公務員の仕事とは言え、何故こんな事になるのか。

 

 

 また相談した保健所も検査は受けられないと回答されたという答えしか聞いたことがない。聞けば、そこの所長が何を恐れてか、検査を受けさせることを躊躇っているからだという信じられない話も聞いた。もし発見されたら、自分の恥、当該県の恥になるとでも考えているのだろうか。

 

 

 よって、他県は知らない。しかし、兵庫県の武漢肺炎0人は疑問である。

 

 検査しない → 陽性出ない → 感染者0

 

 こんな恥ずべき事になっているのではないか。病院にかかれないまま死亡した人が居たとしても、カウントされないからね。

 

 

 兵庫県知事は実情を知らず中国にマスクを送ってしまう人情の人である。医療用のマスクを病院へ送れと国から要請があり、日本も不足していることにお気づきになったらしい。この人情に厚い人は何の疑問も抱かず朝鮮学校への補助金も続けておられるし、色々と便宜を図っておられると容易に推測される。

 

 

 平和ボケはサヨクと野党の専売特許ではなかった。役人に限らず、大方の日本国民が平和ボケで、平和ボケの政党やマスコミの主張に賛同するようになっている。昔、小泉が利用した付和雷同型のB層という言葉が思い出される。B層の人々は小泉の郵政改革、そして民主党を選んだ〝実績〟がある。

 

 

 自民の中にも二階氏のような他国のために政治家を続けていると言われてもおかしくない議員もいる。国を守る、国民を守る、という意識が欠如している者に、国を預けることは出来ない。

 

 

 きゅうじ氏は保守層からの安倍批判の高まりを懸念して、こんな時期に昔の民主党政権の悪夢が蘇らないように釘を刺す必要を感じられたのだろう。

 

 

 しかし、SNSの保守系発信者というのは、B層に属する人々なのであろうか。おじさんはそうは思わない。むしろ、きゅうじ氏やそれを紹介された九州のじじブログ氏が保守の危機を感じ取り、保守が争っている場合ではない事を認識しており、今回も苦言を呈されたのだと十分感じ取っておられると思う。

 

 

 保守系SNS発信者は、自由を愛し伝統を重んじる保守層に属し、それは日本国民の過半を占めていると思われる。また発信者は、涙を流し、血を流しながら諫言するという覚悟もある。左翼マスコミと同じことを言っても立脚位置がちがう、心根が違う。おじさんがそういう方々の物しか読まないせいもあるのだが、きゅうじ氏の保守層を諫めるという姿勢も好ましく感じているし、よくぞ言って下さったと感謝もしている。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~